自分をカテゴライズされることに対して、どんなイメージがありますか?
可愛い系、とか、綺麗系、とかならいいですけど、
ゆとり世代とか、
悟り世代とか、
失われた〇〇世代とか、
分けられるジャンルによっては、あまり嬉しくないかもしれませんね。
最近、カテゴライズされて嬉しかったことというか、
気が楽になったことがあります。
最近、体型によって似合う服が判断できるように、「骨格診断」というものがちょっとしたブームになっているようでして。
体型の特徴から、
ストレート、ウェーブ、ナチュラルに分けるんですね。
簡単に言うと、
華奢な体型ならふんわりスカートがスタイルよく見えるけど、
がっしり体型なら、カッチリしたスカートの方がスタイルよく見えますよ、と教えてくれるものです。
私はがっしりめの「ストレート」なので、
ふんわりスカートは、あまり似合わない。
まあ、30数年生きてますから、なんとなく分かっていたんですけどね。
ふんわりスカートを着こなせる人が羨ましかった時期もありましたが、
あらためてカテゴライズされると、
自分の感覚が正しかった事が分かりましたし、
「ストレート」として、似合う服をちゃんと選ぼうと思いました。
似合う服を着るって、気持ちもいいし、
かっこよく見えるはず。
カテゴライズの効果って不思議ですね。
そもそも、言語化できないものに人は不安やモヤモヤ感を抱くものです。
言語化して、さらにカテゴライズすると、
一気にその物事が扱いやすくなるし、
人との意志の疎通もしやすくなる。
今回の私の場合なら、洋服屋さんに行って
「骨格診断でストレートだったんですけど、似合うスカートありますか?」
と聞けば、今までよりずっと似合う服が探しやすくなるんじゃないかと思います。
考えてみれば、病気や障害もカテゴライズに近いですね。
自分の症状が未知のものよりも、
他にも同じ症状の人がいて、何かしらの対処法がある
方が、ちょっとだけ気が楽になったりしますもんね。
言語化、カテゴライズの影響力を感じました。