数日前から少しづつ書いていますが、まだまだ途中です
ここ最近、忙しくなってきました。
7月の特別展に向けて
先日、フトマニ図のことを
「これがまさに「胎蔵曼荼羅」に見えて仕方がないのですが」
と書きましたが•••
「時空旅人」の中には
大日如来の理性の面。大悲胎蔵生とも呼ばれ、母胎のなかで胎児が育つ不思議な力に大日如来の大きな慈悲の心を重ね合わせている。胎蔵曼荼羅の図案は院で構成され、中心に「八台八葉院」た呼ばれる院を配する。
「子宮に例えられる胎蔵界」
こんなふうに書いてあります。
フトマニ図の構造も受精卵の細胞分裂や胎児の内胚葉〜外胚葉が出来るまで、と似ているところがあると感じていました。易の先天図も同じく。
フトマニ図についてもう少しちゃんと見てみることにしてみます。
私がホツマツタヱから遠のいた時にはあまりはフトマニやミカサフミの解読が今ほどは進んでおらず、難しかったです。
そのミカサフミからも見てみることにします。
ホツマツタヱとミカサフミの中に、フトマニ図の詳しい説明があちらこちらに散りばめられています。
(4章、14章、17章、18章、23章
他、ミカサフミ6他)
先日、手抜きすぎるカタカナのフトマニ図を載せて、図の中の「ヒタカミ」のことを書いたのですがもう少し裏付けたくて、ミカサフミも読み返してみました。ミカサフミには「トホカミヱヒタメ」のことが詳しく書いてあります。
ミカサフミでは
「ヱ」「ト」について
「弟御子の住む トシタクニ 是今ハラ(蓬莱)の宮の名も トシタと云ひて 世々の名も モモハカリ(百億万歳後) トの尊 ヱ尊に承け治む」
ここだけ抜き出しても分かりづらいのですが、天地開闢、地球発生の物語の一部です。陰陽の秩序が生まれ、日月がどのようにして生まれ、星がどのようにして成ったか(地から天にあがると魂魄は皆星になる、ということです。)、などが書いてあるところがあります。
ヱは天を司り、トは地を司る、とあり続いて
「交わる代わるに世を継ぎて 天に帰れば ミナカヌシ 及びヱヒタメ トホカミも 天に配りて星となす」
ヱトは交代で世を継ぐとありますが
それが十干十二支の十干は
甲乙丙丁戊己庚辛壬癸
(※は陽は陰、※戊己は「中」を司る)
と木火土金水にそれぞれ陰陽が交代でなっています。
※こちらからお借りしました。
「トホカミヱヒタメ」と読むのにヱヒタメトホカミとなっているのはヱトを示すために敢えて
ヱヒタメ トホカミ
なのだと思います。
前回「ヒタカミ」について私の想像で、と書きましたが、「ヒタ」はヱのほうに、「カミ」はトのほうになります。
中心の輪から外に向かって、
アウワ•••アメミヲヤ、ミヲヤカミ、ミナカヌシ、ナカミクラ
「ミナカヌシ、八面に生める、人は星。星は種なす、ミヲヤカミ」
トホカミヱヒタメ•••アモトカミ、モトモトアケ、アメトコタチ
「クニトコタチの ヤモヌシとなりて トホカミヱヒタメの 国に生む子は 御降りの 国•臣•民ぞ」
つづく
(次はアイフヘモヲスシとミソフカミ、トホカミヱヒタメを一文字ずつミカサフミと合わせてみていきます。)