ぞうさん ぞうさん おはながながいのね
誰もが知っているまど・みちおさんです。
「〜しましょう」「〜がいい」と具体的な良い方法を提案して子育てを一定の方向導いていく形の育児書を読むよりも、まど・みちおさんの本を読むことのほうが私には合っています。
おなじ言葉を目にしても、受け取り方の感性はその人の個性そのものであって、その人の感性に合った最良の受け取り方が出来ることのほうが自然です。
すべての人を同じ方向に向かわせようとするのはシーソーや天秤と同じで重さが偏ってしまうような気がするのです。
そうでなくて、同じ言葉の解釈をひとりひとりに委ねていたら、自然の法則で不特定多数大勢の解釈は良いバランスになっているのだと思います
その奥の大本の部分では言葉が違っていても世界中の人間誰もが同じものを感じとってている、みたいな。
固定したり断定してしまうということは偏りができて、どこかが欠けてしまうということです。
神話がなぜ神話なのか。
私個人的に思うのは、読み手によってまたは人それぞれの精神的成長の度合いに合わせて幾通りの解釈が可能だからではないかと思っています。
読むたびに同じ本でも違う学びや発見があるような本はずっと手元においておきたいですね〜