9月の定例勉強会を11日(木)19時より、大分市宮崎のあなみ陽一事務所で行いました。
今回は14人のメンバーが参加しました。
「勉強会」 ~乃木希典(のぎまれすけ)
テーマは先月に引き続き、「乃木希典」です。
まずテキストの朗読を行い、希典の出生から、幼少期の生活、長州藩・玉木文之進門下での生活の様子を学習しました。
その後の意見交換では、「教育」「国家」について活発な意見が交わされました。
<テキスト中のエピソード(要約)>
■希典の父が、ある冬の日「寒い」と言った希典を外に連れ出し、井戸水を頭からかけ「どうだ、暖かくなったろう」と語りかけた
■希典がニンジン嫌いなことをしり、母は毎日料理にニンジンを使い続け、家族全員で毎日ニンジンを食べ続けた結果、ニンジンを食べられるようになった
■母の過失で目を片目を失明した希典は、母を気遣い、一生このことを隠し続けた
■武士の子でありながら学問の道を志し、長州の玉木文之進を訪ねた希典だが、文之進は「百姓をしろ。そうでなければ帰れ」と一喝。希典はこれを聞き入れ、百姓仕事に精進。これがその後の希典にとって体力面はもちろん人間性のうえでも大きな糧となった
<交わされた意見(要約)>
●当時の教育には「ダメなものはダメだ」「こうしなければいけない」といった厳格に接するものがあった。現在にもそういったものが必要なのではないか
●現在は親が子供に嫌われたくないということで子供にかまいすぎな面が見られる
●子供の嫌いなニンジンを毎日食べさせる。現在ではいじめともとられかねない。がしかし、ただただ子供の将来を思って、家族全員で子供の成長を見守る点に感動した
●武士の家に生まれ、武士としての「忠孝」「忍耐」の精神が幼少期から備わっているというところが印象に残った
●昔はどんな仕事をするにも丁稚奉公。たたき上げの人が多かった。何事も重要なところでは現場で身につけた経験や知恵がものをいう。武士の子として育った希典が百姓という庶民の生活を実践したということはものすごく大きなことだったのではないか
●(明治維新や、冷戦期、高度成長期など)これまでは国家・社会の目標や方向性が明確な部分があったが、現在は国家自体が行く先を見失っているように見える。そんな中で、子供自身の志や、教育で導くべき方向性も不明確になっている
「情報交換会」
~元幼稚園教諭の経験活かした特色あるピアノ教室での実践
また、この会のメンバーは、さまざまな職業・年齢層の方がいるので、互いにどのようなことをしているのかを発表しあい、互いの啓発と親睦を深める目的で、情報交換会をおこないました。
第1回目となる今回は、津久見市でピアノ教室をされているNさんが発表をしてくださいました。
●畑での課外活動で自然に触れることを通じ、生徒の音楽表現がはるかに豊かになる。登校拒否だった生徒も学校に行くようになった事例もあること
●レッスンや待ち時間を利用して、学年の異なる子供同士が活発に交流。勉強を教えあったり、社交性が芽生えるなどよい影響が出ること
●発表会は生徒の手作り。アドバイスを最小限にすることで、生徒がどんどん主体的に行動するようになること
など、20分にわたりお話しくださいました。
来月の定例勉強会は、10月14日(木)19時~、あなみよういち事務所(大分市宮崎)で行う予定です。