第30歩 西日本豪雨災害支援 小屋浦編 | 山法師のブログ

山法師のブログ

日日是好日


悟りとは、失ったとき初めて気づくものの価値を 失う前に気づく事

ボラ友のアッキーさんと広島県・小屋浦へ災害支援のお手伝いに行って参りました



満月の夜に小松を出発。
月入りの頃、広島県入り


災害発生から2ヵ月近くが過ぎ…

水害の場合、1ヶ月以内に対処しないと住宅の復旧は厳しい…というのが定説…

山の斜面から顔を出していた巨石が土砂と共に押し流されてきて…

数々の住宅になだれ込む…

この町では18名の方が犠牲に


余りにも圧倒的な自然の脅威の前に

正直、僕は 無力感を覚え、ここには来るつもりありませんでした

 しかし、ここで1ヶ月以上奮闘し続ける友の姿があった…

東日本大震災で知り合った彼…

あきらめてないんだ…   メラメラ


 この地区の復興は恐らく無理だ…

  なんで、そこまで頑張れるんだ…



僕の中にも沸々と込み上げて来るものが…



 だけど、お盆明けから、右手が『猫の手』状態…あせる

空手の稽古で痛めたせいかと思っていたが…

昔、バイクの事故で首を痛めた後遺症だと判明…(T^T)
 右手の握力は10㌔しかない…
 しかも開ききらない…
  手袋をはめるだけでも結構難儀する…

今の僕が行っても役にたてるのか…

 それでも、助っ人として
   彼を『志援』したい…メラメラメラメラメラメラ












町では重機がフル稼働



再び住めるようになるのか、分かりませんが…

重機の入れない
床下の泥掻き出し精一杯、皆で頑張りましたあせる







ふと川のほとりの石碑が目に止まり…


もしかしてと思い…
地元の方に石碑の事を尋ねると…

過去にも水害犠牲者が…



災害が忘れた頃にやって来たんですね…



この日、集まったボラの総意で活動時間を延長。
予定より一時間長く作業

復興して欲しい…








活動時間が終了に近付く頃…

只の飛行機雲かも知れなけど…

僕には皆の願いを天に届ける昇り龍に見えました…アップアップアップ



 きっと、あきらめたらダメなんだ…

 自分の信じた道を歩き続けるんだ!!