北海道は今とても厳しい状況にあることは前にも紹介した。日本中厳しい時代だが、地方の中でも特に大変だ。某北海道のシンクタンクが2年ほど前に調査発表したデータによると、今のままの状況で行けば2030年には人口が140万人減少するという。北海道の人口が約560万人だから、実に420万人程になってしまうということだ。夕張の財政破綻は全国ニュースとなり有名となったが、このままだと北海道もそうなりかねない。都道府県の1つが財政破綻などしようものなら、それは国家の危機である。ただ、そのシンクタンクの調査はこのままの状況で行った場合と言っているのだ。すなわち、このままの状況で行かないようにすれば良いのである。北海道に住む一人一人がそういう気持ちになって立ち上がっていけば良いのである。危機感をもってチャレンジしていけば良いのだ。待っていても何も始まらないし、黙っていても何も降ってこない。もちろん沸いてもこない。受け身ではダメなことははっきりしている。ならば、志のある人、勇気のある人、夢や希望を持っている人などが動いていこう。一歩づつで良いから前に進んでいこう。私、KAMUIのNPOにはそんな気持ちの人たちが集まってきている。14日も午後・夜と2つのミーティングを行った。そこの参加者には希望と輝きがあった。ポジティブなエネルギーがあるのだ。人間は一人ではとても厳しい。でも2人・3人と増えていくとそれは単なる1+1や1+2・・・のような算数の答えとはならないのである。つまり4にも5にもそれ以上にもなり、その効果が生まれるのである。惰性で生きている人やまわりに流されて生きている人は世の中たくさんいる。自分が良ければあとは関係ない・どうでも良いと思っている人も世の中相当いる。逆に何とかしたいとか何かを変えたいと志していている人、さらには、その為に行動する人は極めて少数である。ここで、この何かとは、昔のように政治的な過激運動などを言っているのではない。今の厳しい経済状況で産業も雇用もこのままでは先が見えない。グローバル化の中でますますどうなるかわからない。それを打破する為に自分なりに「何とか」・「何か」をすることを言っているのである。小さくても良いから起業の芽を育てていく必要がある。女性の多彩な発想や意欲を支えて、もっと伸ばしてあげる必要がある。KAMUIの目指すプロジェクト(KAMUIプロジェクト)は、希望を捨てない人と自らも一緒になって入り実現を目指すというものである。自然については最高に素晴らしい北海道。住みたいと憧れてもらえる北海道。ならば、この地に住む我々自身が満足する最高の北海道にしていかねばならない。幸いなことに全国には北海道のファンがたくさんいる。その人たちと連携したり、時には手を携えて、「北海道が好き」・「北海道に行きたい」と言い続けてもらえるようにすることが我々北海道人の責務だと思う。そして、そういう地道な努力こそが産業(ビジネス)や雇用を生み出していくのだと思う。