今日はプジョー307のブレーキのメンテナンスのご依頼がありました。
前輪側のパッドとディスクの交換です。走行距離はちょうど3万キロに達するところ。新車からちょうど4年目の車です。

タイヤを外してみるとパッドは残り1ミリと、ギリギリぴったりの交換時期。併せてディスクにもしっかりと段付き摩耗が出来ていました。

この場合、消耗品としてパッドのみの交換を行なった場合、同じく摩耗しているディスクとのアタリが上手く付かず、異音や振動の原因になることがあります。摩耗したディスクは表面を研磨することで、もう一度、再利用することができますが、今回は時間的な制約もあり、新品の社外ディスクに交換しました。

パッドとディスク、追加でブレーキフルードも交換したので、基本的なブレーキの消耗品は全て交換したことになり、新車のようなブレーキタッチや効きが蘇ってくると思います。

欧州車のブレーキはパッドとディスクの両方が摩耗していく傾向にあり、効きがリニアでしっかりした分、早めのパッド、ディスク交換が必要になります。またパッドの摩耗粉も多く、前輪だけホィールが真っ黒になっている車を多く見かけますね。

対して日本車はパッドの交換時期は4~6万キロに一度、ディスクはパッド交換2回にディスクを1回くらいで十分ではないかと思います。(一部特殊な車をのぞきます)効きはそこそこですが、ランニングコストを抑えることができます。

アウトバーンがある国と無い国の違いだけではなく、自動車に求められる性能、特に安全に止まるために欠かせないブレーキの性能について、国産車と欧州車では求められている性能の違いが少し差があるのではないかと思います。

ちなみに今回のプジョーは純正部品を使用せずにできるだけ安価な部品を使用しましたので、国産の同クラスの車両と比べて、30%位だけ部品代が高かったかな?という感じでした。