今日は夕方から脱輪したミニバンの救援に行ってきました。
しかし1.5トンを超える重量が45°近くまで傾いており、右側の前後輪は完全に溝の中、左の前後輪は浮いた状態ですので、シビックで牽引ロープで引っ張ってみましたが、まったくびくともしません。
同時に手配していたJAFさんも後から到着しましたが、車の状態を確認したあと、「クレーンで引き上げないと難しいです」とのこと。
仕方がないので、保険会社経由でレッカー会社を手配しました。手配の時に「絶対にルーフにワイヤーをかけて引き上げないレッカー会社にして欲しい」と強く依頼しました。
そしてやってきたのが「㈲可児自動車」さんのレッカー車両。
ユニックと通常のワイヤと両方が使える多用途車両です。
しっかり時間をかけて車両の周りを確認したのち、作業の方法とリスクについて説明を受けました。
多少の傷、ヘコミはOK!と了承して作業にかかってもらいました。
まず可児自動車さんのレッカーから、ワイヤを出して、フロントホィールにベルトをかけて溝から出す方向に引いていきます。JAFさんのレッカーからもワイヤを出して、こちらはリヤのホィールを横方向に引いていきます。15センチ程横に移動したところで、ユニックのアームを伸ばして落ちている右のフロントホィールにベルトをかけて、引き上げていきます。そのときは三角の輪止めをホィールとの間に挟み込むことで、フロントフェンダが損傷することを防止します。
クレーンで右フロントを引き上げながら、2台のレッカーからのワイヤで横方向に少しずつスライドさせて行きます。安全を確保しながら、少し上げて、少しスライドさせて・・・を繰り返して移動していきます。作業時間20分ほどで、路面に戻すことができました。
普通なら、天井に角材を入れてワイヤをかけ、天井を潰しながら引き上げるしかないような状態の脱輪から、キレイに引き出すことができました。これは、本当に一流の仕事だとおもいます。
天井に角材を吊ったら10分仕事。2台のレッカーをうまく使って丁寧な仕事をしても20分ほどで完了しました。しかし手間のかかる方法をとっていただいたことで、全損となることから回避できました。
(有)可児自動車さん。本当にプロの仕事を見せて頂けました。