GWも始まりましたね。今日は5月1日の日曜日。道路も渋滞しているようです。

さて今日は一日雨が降ったり止んだりしていました。

そんな中、マフラーの修理をしていました。

古くなるとマフラーは錆から折れてしまうのです。

マフラーが折れる原因は2種類に分かれます。

海水に含まれる塩分や冬期に散布される凍結防止剤の塩化カリウムによる外側からの錆による折れ。

もう一つはマフラー内側からの腐食による折れです。

内側から腐食する原因は水分です。ガソリンは完全燃焼すると水分がでます。この水分も排気ガスの温度が高いうちはよいのですが、マフラーの出口近くになると冷えて水滴に変わります。一回の運転時間が長い、もしくは高回転までエンジンを回すタイプの運転の場合は、マフラー全体に温度が伝わるために、マフラーの内側にたまった水分も蒸発します。しかし冬の間はマフラーに熱が伝わっても、水分が蒸発する程には熱くなりません。

また一回の走行時間が短いと十分にマフラーに熱が入りません。するとマフラーの中には水分が貯まったままになります。この状態のマフラーを外して揺すると「チャプチャプ」と音がするほどです。

今回はこういった内部からの腐食によるマフラー折れが発生していました。

そして内部からの腐食の折れは、パイプの肉厚が薄くなっているので、単純に溶接も出来ないことが多いです。


今回は折れているパイプの内径にぴったり合う鉄パイプをリング状に切り出し、折れている部分に打ち込んでから溶接していきます。こうすることで折れたパイプ同士を溶接するよりも強度を出すことが出来ます。


マフラーの錆による折れというのは防止することが難しい症状です。しかし今回純正のマフラーの金額を聞いてびっくり!リヤバンパの中の出口付近でおれているのですが、部品としてはターボの後ろからの1本もの。触媒の機能も含まれているので非常に高価なんです。

腐食を避けることが難しい部品で、折れたときに必要な部分だけの安価な修理が出来る・・・それがユーザー目線の設計というものじゃないでしょうか。