現在進行形の6回目の妊娠の話です。
33w1dのこの日、出産前最後の「あること」をしました。
本当は、臨月に入ってからしようと思っていたのですが、
切迫早産気味なので、予定より早くすることにしました。
か~な~りもったいぶってみてますが・・・
「出産前あるある」のアレです
でも、正直言って、私にとっては、不育症治療を
中止する決断より、勇気が要りました。
実は、2人目出産以降、利便性を重視して、
(要は、子育てしながらのシャンプーやドライが面倒で)
ずっと、セミショートカットをキープしていましたが・・・
3回目の流産後から、この1年半弱の間、
ちょこちょこカットはしつつも、ずっと髪をのばしてきました。
妊娠7ヶ月で一度毛先にパーマをかけて、
最終的には、セミロング(=肩下5センチくらい)まで伸びました。
大げさに聞こえるかもしれませんが・・・
今まで惰性で続けてきたことを、流産を機に少しでも変えてみようかな。。
そうしたら、生き方も変わるのかな。。と考えてのことでした。
とは言っても、昨夏に妊娠がわかってからは、ほぼ願掛けでした。
「髪をカットして、何かあったらどうしよう~」という
恐怖感とか強迫感の方が、ずっと強かったです
だから、髪を切る決断をなかなかできずにいました。
でも、特に妊娠後期に入ってからは、
産後のバタバタ状態や、大量の抜け毛を予想する度に、
「ばっさりと切るべきなんだろうな。。」と理性的な自分もどこかにいました。
15年ほどお付き合いのある担当の美容師さんには、
流産のことは話していませんが、3人目出産という意味合いで・・・
「たぶん、3ヶ月間くらい、美容院に来れないんですよね~」
「暑くなってくる5~6月に、ぎりぎりでも結べる長さが良いのかな~」
「産後の抜け毛が気になるから、短くした方がいいんだろうけど」
「でも、せっかくここまで伸ばしたので、カットするのも迷っていて・・・」
と、かなり率直に相談しました。
すると、美容師さんからは、
「今、髪の量が多くなっているから、産後抜け毛は絶対あると思う」
「ちょうど半年分伸びたくらいを切る感じがいいですかね~」と
提案され、思い切って、耳下のボブカットにしました。
この「半年分」という言葉、ちょうど妊娠期間と重なり、
ふっと色々と思い出して・・・涙が出そうになりました。
後々、「不育症のまとめ」で書こうと思っていたのですが・・・
「自分を変えたい」と思った時に、髪をのばすことは、
私にとっては、大きな意味を持ちました。
と言うのも、簡単にできる割には、時の流れや成果が目に見えるので。
(私自身、元々モノグサなもので・・)
いずれにしても、ここからは、新しい生活に向けて、
新しい自分で臨むんだと思うと、今はさっぱりとした気持ちです
ただ、最後にオチがありまして・・・
小学生の娘に、「髪切ったけど、どう~」とドヤ顔で聞いたところ、
「ブルゾンちえみ みたいだね」と言われましたけどね・・・