祝山 | グラニート

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好きなこと。日々のこと。つれづれなるままに。
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最近、ホラーを読んでいます。

加門七海さんの「祝山」


買って半年くらい放置していた作品。


凄い面白い!ってわけではないけど、じわじわと面白いって感じかな。読みやすいです。最初、主人公が男性なのか女性なのか分からなかった。


ホラー作家の主人公の元に一通のメールが届く。疎遠になっていた友人から「肝試しで廃墟に行ってきた。その件で相談にのってほしい」というもの。

その廃墟が不気味だったのと、一人以外のメンバーのテンションが異様にたかかった。友人もすっかり性格も変わってしまった感じ。


その話しをきいて、写真をみただけの主人公にも不穏なことが起こってくる。


その廃墟があっは場所の正体は……。

地名や場所における違和感。


昔からの地名がどんどんと変えられていく。

昔からの人は噂話とかで耳にしたこともあるかもしれないけど、よその人は知らない。そこに漬け込んだ商売だったり。

昔の地名はその場をよくあらわしていたのに、全く別に変えられてしまい、その由来も変えられてしまう。

昔の人は地名によって、言葉によって伝えることの大切さを知っていたのだろう。ただ綺麗に体裁を整えるよりも大切なことがあったはず。


主人公の周りでも起きてしまった、違和感はただの気のせいなのか、別のことご原因か、それともあの写真をみてしまったからか……。この曖昧さがいい。全てを心霊現象に結びつけるのか、疑ってかかるのか。分からないこと。境界線が曖昧なことがたくさんあると思いました。





先日、旅行に行った時に小さな小さな島に鳥居が。この小説を読んだばかりなので、これはあの島から何か出てこないかの結界か?それともただ自然に崇拝され祀られた存在なのか……なんてことを考えてました。




波が荒く、その場所までに行くのが大変でした。

波が遊歩道までやってきている。

友だちと波を避けてギャーギャー言いながら走ったりして目的地まで行きました。