毒々しい緋が
嫌に目についた

(まるで貴女の紅のように)
(私を誘う)
あたしを殺して
そのまま貴方も死ねばいい。


その勇気とか度胸がないなら
貴方とあたしはこの世に留まり続ける。


(あなたはきっと上手く出来ない)
(あたしもきっと逝けない)


目を、閉じて
大丈夫。きっと何も怖くない。




(ただ、そうやって終えれると考えただけで)

(あたしは今日を生きることができた)
見届けてくれてありがとう



つまらないSHOWはこれで終わりを告げる
貴方は塗られた笑顔でさよならを言った



自己満足に付き合わせてごめんね



そして明日、一座はいなくなる
私の気持ちをわかってほしいと
願ってるふりをして

私の気持ちなんてあんたにわかってたまるかと
思う自分がいる。