し【1976邦画】『犬神家の一族』 

2024年3月12日投稿【お題:好きな言葉を教えて】
私の好きな言葉は「大金を差し上げます」これほどうれしくてワクワクする言葉は無いです。まっ、見ず知らずの人から言われたら詐欺ですが。私には財産が有りませんが、財産がある人にとっっては深刻な悩みでしょうね、知らんけど。

そこで、お勧めの作品は「犬神家の一族」です。私はこの作品で「遺産相続」を学びました。世の中、お金は必要です。でも、生活は貧乏でも、心までは貧しく醜くならないように生きて行きたいと思います「武士は食わねど高楊枝」。では、また。

【作品情報】

『犬神家の一族』は、1976年(昭和51年)10月16日に公開された日本映画。横溝正史氏の長編推理小説の映画化作品。製作:角川春樹事務所、配給:東宝。監督:市川崑。
1970年代中頃から1980年代中頃にかけて一種のブームとなった角川映画の初作品であり、市川崑監督・石坂浩二主演による金田一耕助シリーズの第1作。主人公の私立探偵・金田一耕助を初めて原作通りの着物姿で登場させた映画。
2006年(平成18年)には市川・石坂のコンビでリメイク版が製作。リメイク版も石坂が金田一を演じた。
ストーリー
犬神家は製糸業ではなく、製糸業と密接な関係にある製薬業を営んでいる。また、犬神製薬は戦争の度に著しい発展を遂げているが、その背景は極秘に栽培したケシから麻薬を精製し、それを軍部が大量に買い付けて銃や爆弾に匹敵する兵器として使用していたと設定。これに関連して、古舘弁護士が「佐兵衛はケシの栽培に精通していた」と語る場面がある。
事後共犯者が佐智の死体を豊畑村の犬神家旧宅(廃屋)に戻すというのちの説明を要する設定はなくなっており、佐智の死体はただ本宅の屋根の上に置かれた。
珠世が佐兵衛の実の孫だったことは原作では大山神主が関係者のそろった前で大々的に暴露してしまうが、本作では金田一らの内密の話にとどまっている。したがって、静馬が珠世と叔父姪の関係と知って結婚に窮する設定は無く、珠世が佐清との結婚を迫る松子にこの佐清は偽者だと断言して拒絶する展開となっている。
屋敷中の斧(よき)が処分されていたという原作の設定は無く、静馬は斧で殺害されている。そのため「ヨキケス」の見立ては不要になっているが、湖の死体倒立という状況は説明なく原作のまま使われている。佐清の派手な雪中逃走劇もなく、佐清は珠世に遺書を手渡すために現れ、それにより猿蔵に尾行されて豊畑村の旧宅で警察に逮捕された。宮川香琴は本作では青沼菊乃ではない。ただ香琴が佐智殺害時における松子のアリバイ崩しの証言をするところは原作通りである。なお本作では、古館弁護士の調査では菊乃は空襲で死亡したということであったが、静馬は松子に殺害される直前に「母は自分が9歳のときに死んだ」と語っており、解決しない謎が残ったまま物語を終える。
那須ホテルの女中・はる。金田一の助手的な動きをする。
原作では故人となっている松子の母親が登場する。

【主要人物】

金田一耕助:演-石坂浩二

スズメの巣のようなボサボサの蓬髪をしており、人懐っこい笑顔が特徴。顔立ちは至って平凡、体躯は貧相で、身長は163.6cmくらい、体重は52キログラムくらい。頭はフケ症で、服装は皺だらけの絣の単衣の着物と羽織によれよれの袴を合わせ、形の崩れた帽子(お釜帽のイメージが強いが、パナマ帽、中折れ帽などの時もある)を被り、足元は爪が飛び出しかかっている汚れた白足袋に下駄履きが定番で、非常に清潔感が無い服装が特徴。また寒い時期には羽織袴の上から上着(防寒着)に二重回し袖なしのインバネスコートを着こむ。事件のため遠出する際にはボストンバッグやかばんを提げて赴く。なお、石坂浩二の主演映画作品からトランクのイメージが強いが、これは映画オリジナル。事件の本質に迫ったときや意外な事実を知ったときなど、興奮するとスズメの巣のようなモジャモジャ頭を毛が抜けるほどにバリバリと掻きまわし、言葉がどもりはじめる。この頭を掻きむしる際にフケがとび、周囲のものをしばしば当惑させる。