【1972ドラマ】『飛び出せ!青春』 

2024年3月11日投稿【お題:懐メロと言えばこれ】
私の懐メロと言えばこれ青い三角定規『太陽がくれた季節』。学園モノと言ったら「飛び出!せ青春」です。主題歌のイントロ超インパクトありでサッカーボールを蹴る河野先生のドヤ顔が浮かびます。今気が付きましたが「ふてほど」のムッチ先輩と石橋正次さん、吉田羊さんと酒井和歌子さん似てませんか? 番外編ですが、「おれは男だ!」森田健作さんと小川先生、山口百恵と純子ちゃん。もしかしてこれらのドラマのイメージでキャスティングしたのではないでしょうか? では、また。

【作品情報】

『飛び出せ!青春』は、村野武範さん主演による東宝制作、テアトル・プロ共同制作の日本テレビ系で放送された『青春とはなんだ』(1965年)を起点とする青春学園シリーズの1作。1972年2月から翌年2月にかけて一年間放送された。主題歌『太陽がくれた季節』も大ヒットした。学園青春ドラマの代表的作品。

東宝、テアトル・プロ、日本テレビ制作の青春学園シリーズの次作であり最終作となった『われら青春!』(1974年)では、舞台である太陽学園の設定がそのまま踏襲され、村野武範が演じた河野武の後輩である、中村雅俊演じる沖田俊が赴任した形になった。このこともあり『われら青春!』第14話「われら同級生!」には、村野のほか生徒を演じていた剛達人、頭師佳孝、降旗文子、沖正夫らが同じ役でゲスト出演をした。なお、保積ぺぺと青木英美はそれぞれ『飛び出せ!青春』出演時と同じ役を演じており、それぞれレギュラー、準レギュラーであった。
物 語
「来る者は拒まない」という校長の方針により、無試験入学制度をとっている太陽学園高等学校には全国から落ちこぼれが集まっていた。中でもサッカー部は劣等生の集まりだった。新任の教師・河野武(村野武範)は、赴任早々のトラブルで教頭に疎んじられ、さっそくサッカー部の部長を押し付けられる。だが、河野は持ち前のチャレンジ精神と同僚の女教師・本倉明子の協力を得て生徒たちに熱き思いを伝えてゆくのだった。第1話のタイトルでもある「レッツ・ビギン Let's begin!」がこのドラマを通してのテーマ。