【漫画/2009冬春アニメ】『はじめの一歩』

2024年2月2日【感想】

現在ネトフリで第10話まで視聴。還暦の私とはすれ違ってしまった作品。ボクシング漫画といえば、「あしたのジョー」、もはや金字塔であり、追随するモノなど無いと思い、本作品に触れることはありませんでした。しかし、つい2日前のこと、何気なく第1話を観たところ、つい沼にハマってしまいました。気が付けば一気に第10話まで観ていました。時代背景や主人公にはジョーのような荒々しさが全くなく、真逆の主人公、ドジで弱く、母思いで優しい。でも、ボクシングを通じて、前向きに、人として真直ぐに成長していく姿勢に引き込まれました。また、一歩の周囲の人々もとても魅力的に描かれています。漫画は未だ連載中とのこと、アニメも長いのですが、漫画も読んでみたいと思います。

では、また。

【作品情報】

『はじめの一歩』は、ボクシングを題材とした森川ジョージ氏による日本の漫画作品。1989年から『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中。各話数の通し番号の表記はそれぞれ「Round.○○」。2023年7月14日発売の138巻をもってコミックスのシリーズ累計発行部数は1億部の大台を突破した。

 

1991年(平成3年)度、第15回講談社漫画賞少年部門受賞。
作品概要
 母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに鴨川ボクシングジムに入門。「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく過程を、周囲との交流やライバル達との戦いを通じて描いてゆく。主人公のみならず脇役である仲間やライバル達の戦いも詳細に描いている点が特徴的であり、作者は「登場人物全員が主人公です」とコメントしている。また、ボクサーとそれ以外の人間の軋轢も含まれており、貧困や人種差別、いじめや環境問題などの社会問題も描いている。