【アニメ】『SLAM DUNK』      

 

【作品情報】

バスケットボールを題材にした井上雄彦先生の漫画。『週刊少年ジャンプ』にて、1990年(42号)から1996年(27号)にかけて全276話にわたり連載され、アニメやゲームも制作された。
テレビ朝日系列にて1993年10月16日 - 1996年3月23日に放映。全101話+SP版2話。製作は東映動画。ナレーションは木暮公延役の田中秀幸が兼任で担当した。原作に基本的に沿った流れになっており、インターハイに出場決定して試合会場に出発するところまでがアニメ化された。前述のとおり、原作におおむね準じているが、桜木軍団の活躍をクローズアップした回、花道と晴子が夏休みに縁日に行くという回、終盤でインターハイ出場を控えた湘北メンバーが、陵南と翔陽の混成チームと対戦する回など、アニメオリジナルストーリーも少数挟まれた。
以下劇場版、全国東映系で上映。
スラムダンク
1994年3月公開

湘北対陵南の練習試合直後の湘北対武園の練習試合を描く。原作第1話において、花道の50人目の告白玉砕相手である少女と彼女の思い人の小田も設定を進めて登場。
スラムダンク 全国制覇だ! 桜木花道
1994年7月公開

原作第79話でダイジェストが描かれた、IH予選4回戦湘北対津久武の試合をアレンジしたもの。
スラムダンク 湘北最大の危機! 燃えろ桜木花道
1995年3月公開

湘北対海南のIH予選終了直後の湘北対緑風の練習試合が舞台になっている。
スラムダンク 吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏
1995年7月公開

流川と彼の中学時代の後輩である水沢イチローに主軸が置かれた作品。前の3作が県の強豪校との激しい対戦が描かれていたのに対し、この作品では人間ドラマに重点が置かれている。
THE FIRST SLAM DUNK
2021年1月7日に原作者の井上雄彦のTwitterと東映アニメーションより、新作アニメーション映画の制作が発表された。
原作者の井上雄彦が監督・脚本を務める。2022年12月3日に公開。
なお、2006年8月1日から8月4日まで、NHK BS-2の「BS夏休みアニメ特選」枠内にて第1作から第4作を放送していた。また、テレビ大阪も2007年1月3日に2.と3.、1月8日に4.が放送された(1.は未放映)。
 

【感想】

還暦で初めて見ました。ラブコメで、バスケ知らなくても面白かったです。基本スポーツ系は見ないので避けてきました。去年映画がヒットしたので、いつかは観ようと決めてました。TV版は101話あり、現在視聴途中ですが、面白いのでサクサク観れてます。桜木花道のキャラがいい、バカだけど天然なので憎めないところがいい。

これから、劇場版も観ていきたいと思います。

 

【登場人物】

桜木花道:草尾毅
本作品の主人公。神奈川県立湘北高校1年。女子に告白して50連敗中の元不良。高校1年から晴子に惚れたことがきっかけでバスケを始めた初心者だが、持ち前の身体能力と、弛まぬ努力から次第に才能を開花させ、まさに天才的な能力を発揮する。
 

赤木晴子:平松晶子
本作品のヒロイン。1年。花道の憧れの人物で、花道がバスケットの世界へ進むきっかけを作る。花道に惚れられているが、本人は流川に想いを寄せている。
 

赤木剛憲:梁田清之
3年。湘北バスケ部主将。赤木晴子の兄で、「ゴール下のキングコング」の異名を持つプレイヤー。
 

流川楓:緑川光
1年。中学時代からバスケットのスタープレイヤーで、花道とは「終生のライバル」といわれるようになる。

 

【あらすじ】

神奈川県立湘北高校に入学した赤い髪の不良少年である桜木花道は中学時代に50人の女性から振られ続けた上、最後に振られた女性が「バスケ部の小田君」に好意を持っていたため、バスケットボールが大嫌いになっていた。しかし、廊下で自身に声をかけてきた赤木晴子に自身の長身と筋肉、身体能力の高さを見出された花道は彼女にバスケット部への入部を薦められる。花道は晴子に一目惚れし、バスケットボールは全くの初心者であるにもかかわらず、晴子目当てに入部。その後、地道な練習や試合を通じて、徐々にバスケットの面白さに目覚め、その才能の芽を急速に開花させる。湘北バスケ部には監督である安西光義の許、晴子の兄でもある主将の赤木剛憲と副主将の木暮公延らに加え、スーパールーキーと称される流川楓も加入。前年度のインターハイ県予選ベスト4である陵南高校との練習試合後には入院していた宮城リョータと元バスケ部の三井寿も復帰した。夏のインターハイ制覇を目指す湘北は初戦で前年度のインターハイ県予選ベスト8である三浦台高校を破り、その後も予選を順調に勝ち進み、インターハイ常連校の翔陽高校に勝利したことで決勝リーグに進出。決勝リーグの初戦で前年度までに過去16年連続県予選優勝およびインターハイ出場を果たしている海南大附属高校と激戦を繰り広げるも惜敗。2戦目で前年度のインターハイ県予選ベスト4である武里高校に勝利。海南が優勝を決めたことでインターハイ出場の最後の椅子を賭けた試合となった3戦目では宿敵の陵南を破り準優勝。海南と共にインターハイ出場を果たす。広島県で行われるインターハイのトーナメント1回戦で湘北は大阪府代表校の豊玉高校と対戦して勝利。2回戦では前年度までのインターハイで3連覇を果たした秋田県代表校の山王工業高校と対戦する。一時は20点以上の差をつけられるが驚異的な粘りで反撃。花道は負傷した背中の痛みに耐えながらプレーを続け、試合終了間際のジャンプシュートによる決勝点で湘北を逆転勝利に導く。しかし、全てを出し切った湘北は続く3回戦で愛知県代表校の愛和学院高校との対戦でウソのようにボロ負けした。
インターハイ後、3年生は赤木と木暮が引退し、三井のみ残留。新キャプテンにリョータが就任し、晴子を新たにマネージャーとして迎えるなど、チームは冬の選抜に向けて、新体制となる。流川は全日本ジュニアの代表に選ばれ、花道はリハビリを続けながら再びコートに立てる時を待つ。