【2023冬アニメ】『久保さんは僕を許さない 

 

【感想】

からかい上手の高木さんに似ているが、ヒロインがもう少し積極的。高木さんの場合は、西方の心の声しか分からないが、こちらは両方わかる仕組み。ラブコメなのでモヤッとするのだが、見終わるとホッコリする。席が隣同士で家が近い、高校生としてはファンタジーに近い作品で面白い。

 

【登場人物】

白石 純太(しらいし じゅんた)声 - 河西健吾
本作の主人公。春賀北高校1年1組(32話より2年1組)の男子。身長は163cm。2年の身体測定で166cmに伸びた。誕生日は4月25日。一人称は「僕」。
目の前にいてもに気づかれないことがあるほど存在感が薄く、自分からアピールしないと存在に気づかれない"モブ"男子。そのため、見つかった際は二度見ならぬ"五"度見されることが多々ある。授業に出席しているのに気づかれず欠席と扱われたり、外では自分が気を付けないと人とぶつかりそうになる、自動ドアに認識されずドアが開かないなど、日常生活に支障をきたすほど。理由は不明だが久保家の面々は純太を普通に見つけることができる。
好きな食べ物はハンバーグ。詰め放題がうまい。
母曰く父に似ている。
 
久保 渚咲(くぼ なぎさ)声 - 花澤香菜
本作のヒロイン。春賀北高校1年1組(32話より2年1組)の女子。身長は160cm。誕生日は8月2日。一人称は「私」。
純太のことが気になっており、いつもちょっかいをかけに行っている。恋愛経験がなく、純太に対する感情の正体に気づかない。
成績優秀で、1年期末テストでは2位。ホットケーキを炭にするなど料理が苦手。バレンタインにクッキーを作った際は、姉の明菜からダークマターと称される。

【あらすじ】

白石純太はクラスの中で非常に影が薄いいわゆるモブキャラクターと呼ばれる存在である。その純太はクラスメイトや担任にさえ存在を認識されないほどに影が薄いが本作の主人公である久保渚咲は純太のことを普通に認識することができる。影が薄い純太に興味を持った渚咲が純太と関わることで徐々に純太に対して恋心を無意識に抱くようになる。本来接点のないはずの2人が渚咲の興味がきっかけで仲良くなり学校生活や私生活で行動を共にするようになるという日常を描いたラブコメ。

 

【作品情報】

雪森寧々『久保さんは僕を許さない』集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉

既刊11巻(2022年12月19日現在)