お題 #塾と部活優先するのは/部活に3票目 ウォーターボーイズ

 

邦画 ウォーターボーイズ

 

2001年公開 91分 ジャンル 部活系ポジティブコメディ

 

【感想】

面白い。夏になると見たくなる映画。DVDを買った数少ない中の一作です。

現在も活躍中の、妻夫木聡さん、玉木宏さん、金子貴俊らが特によかったです。

この映画の後続くドラマも面白く、沢山の優秀な俳優が出てきた事も今見ると懐かしいものです。部活は勉強以上に将来役に立つものが身に着き、を成長させると思います。

 

【登場人物】

鈴木 智 演 - 妻夫木聡
唯一の水泳部員。スピードを競う競泳に限界を感じ、部活を辞めようとした矢先にシンクロと出会う。気が弱く流されやすい。
佐藤 勝正 演 - 玉木宏
当初はアフロヘアーだったが、予行演習中にカセットデッキを叩き壊した際にその火花が頭に飛び散ったのが原因で髪の毛が焼けてしまい、以降丸刈りになる。
後に2003年のドラマ版『WATER BOYS』に登場している。
早乙女聖 演 - 金子貴俊
幼少の頃から、佐藤に好意を抱いていた。後のドラマ版では告白をしたが見事に振られたとのこと。
卒業後教員免許を取得し、2004年のドラマ版『WATER BOYS2』では世界史担当の臨時教師兼シンクロ部顧問として登場している。

【あらすじ】 

静岡県相良町(現在の牧之原市)の男子校・唯野(ただの)高校の水泳部は、部員が鈴木智(妻夫木聡)ただ一人しかおらず、廃部寸前だった。そこに新任の美人教師・佐久間恵(眞鍋かをり)が顧問に着任したことで、部員は30人に急増するが、佐久間の狙いがシンクロナイズドスイミングを教えることだと分かった途端、25人が逃亡する。部長の鈴木、何事も中途半端な元バスケ部員の佐藤(玉木宏)、筋肉を付けたいガリガリのダンス少年・太田(三浦哲郁)、カナヅチ克服と水の力学の解明を目指すガリ勉・金沢(近藤公園)、ちょっと女の子っぽい早乙女(金子貴俊)の5人は取り残され、なし崩し的にシンクロの練習を始める。佐久間は学園祭の出し物に男子シンクロを登録するが、その矢先に妊娠が発覚し、5人を放り出して休職してしまう。

 

【作品情報】

男子高校生たちが、シンクロに挑む青春活劇で、モデルは男子校の埼玉県立川越高校の水泳部が実際に1988年から文化祭の演目として行っているシンクロ公演。

1999年、プロデューサーが『ニュースステーション』(テレビ朝日)で放送された川越高校水泳部のドキュメンタリーを見て映画化を着想。後に矢口史靖監督が加わり、50mの屋外プールで部員全員で繰り広げるインパクトのあるシンクロ演技とその背景にある文化祭に訪れる近隣の女子高生にモテたいという不純な動機の面白さに、「これは映画にすべきだ」として、2001年の映画化に至った。

撮影の1か月以上前からシンクロの練習を開始する必要があることから売れている俳優をキャスティングすることはできず、まるまる2か月以上スケジュールが空いている若手の俳優のみを募集して、当時まだ無名だった妻夫木聡や玉木宏らがキャスティングされた。撮影開始後も千葉県内の学校のプールに拘束されて連日シンクロの練習を続け、シンクロ漬けの日々を送った。後に矢口監督は、「彼ら自身も何か鬱屈した、”ぶつけたいんだ!”っていうエネルギーが溜まりに溜まっていたので、それがスクリーンにそのまま映ったというのが、お客さんに伝わったんでしょうね」と語っている。