元くんの説明を聞いて

なんとも言えない恐怖心を持ったゆり子。

 

 



もっと早くちゃんと聞いておけばよかったな

でも基本的には誰も悪くないから言いづらいな

 

と思いながら

私なりに調べてみることもしました。

 

 


 

元くんの言うように

今は大したことなくても、5年後10年後に

どうなってしまうんだろう?

私や、私たちの子供に影響はないんだろうか、、

 

元くんはよくあることと話すけど

よくあることではないような、、

 

でも、誰も悪くない

元くんも、元くんの親族も。

 

ただ、違和感を持って、無視することが出来ない。

 

だって結婚するんだから、

わたしには関係ないし、とはなれない。

このことを受け入れて結婚するのなら

きちんと知った上で

覚悟を持たなきゃいけないと思う。

 

だけど、元くんから

このことについて誠意を感じない

わたしの器も大きくない

なのに、受け入れられるのかな

 

 

 ショボーンショボーンショボーン




 

そう思い悩んでいるときに、

私の母に話したのです。

 

私よりも混乱し、怒る母。

しまった、と思いましたがもう遅い。

 

 

 

 

 

 

母にあれこれ言われるのを

なんとか交わしつつ

 

元くんと、もう一度この話をしなくちゃ。

 

そう思い、

どう伝えるのか紙に書いて整理をし

元くんに気持ちを伝えることにしました。

 

 

 

 

あのね、親族関係の問題のことなんだけど…

 

 

何?親族関係がなに?

俺の親に会って何か嫌だった?

 

 

 

ううん、全然嫌じゃないよ。

ただ、気になることがあって、

 

 

問題について、私から教えてほしいって言って

話してもらったと思うんだけど、

 

 

私が聞かなかったら、

言わないつもりだったの?

 

 

 

…言ってたと思うけど

 

 

 

うん、確かに会話の中で言われたと思う。

でも、そんな大したことじゃない

という感じだったなと思って。

 

もっと早く私が聞けばよかったんだけど

大したことじゃないんだろうって

気にしていなくて

 

 

でも、あれ?

このままじゃいけないんじゃないかなって。

 

すごく不安になった。

 

でも、不安になってるだけじゃいけないし

ちゃんと私も知っておきたいなと思って聞いたの。

 

 

 

 

 

 

その問題があったら、

 

 

 

俺は結婚しちゃいけないの?

 

 

 

 

 

つづく。