スパルタンレースとは

世界40ヵ国・年間170レース以上が開催されている世界最高峰最大級の障害物レース。

日本では2017年5月に初開催。


大阪では今回初開催らしい。


全体コースマップ


フェスティバルエリアマップ



ルールとして

今回は障害は20ヵ所設置されており、できない障害は、1障害毎にバーピージャンプを規定回数こなす必要あり。


また、大会はグループでの参加もでき、参加者同士で助け合い障害をクリアする事も可能。

またその際にはペナルティ回数もグループ内で分け合う事が可能らしい。

私は今回は単独での参加であるので1人で乗り切る必要がある。


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2022年12月3日(土)

大会当日



8:00 深井駅前到着

カーシェアで深井駅まで向かい、駅前のグルメシティの有料駐車場に駐車。


タクシーで現地まで移動


原池公園の入り口で下車


会場まで歩く


今大会はスタジアムだけではなくて公園全域を使ってのコース設定のようだ。



会場到着

ウェーブスタートなので、最初のグループはすでにスタートしてるようだ。


受付時間までグッズを買ったりと周辺を散策



9:00 受付

それぞれの出走時間の90分前から受付が可能。

私の場合は10:30出走なので9:00から。


事前にネットから印刷したチケットや同意書を持参し、身分証明書を提示する。



リストバンドやヘッドバンドが入った袋を受け取る。


人が増えてきた


給水ボトルの受け取り

1人一個まで

まぁでも寒いし、フルマラソン走る訳では無いし、距離も短いからゴール後に飲むとしてカバンに入れとこう。


リストバンド

受付済のバンドに、データ計測用のチップバンド、預けた荷物番号が表示された3つのリストバンド。


ヘッドバンド

スパルタンレースはゼッケンがわりに頭に巻く。

スパルタンレースに象徴的なアイテムの一つ。


ウォーミングアップ

軽く走ったり脚を振って脚の運びをスムーズにしたり、ストレッチしたり腕立て伏せしてる人も。



スタート直後に

トラブルが、、

今回、スタート直後に突然小型カメラがフリーズΣ(゚д゚lll)

カメラが使えず。

しばらく走ってから、途中で細い木の枝でリセットして、復旧させたが、、。


むっちゃ焦りました💦


復旧後も、実際には物に捕まったり運んだりと、カメラを持ちながらの撮影も限られているので、


今回はゴール後にコース上に戻って、改めてレースの風景を撮影した部分も多いので悪しからず。


さらに、腕時計のガーミンのスタートボタンを押すのも忘れてて前半の計測記録が出来ずもうぐだぐだでした💧




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レーススタート
ウェーブスタート
10:30枠






10:30スタートで並ぶが、同じ時間枠でもさらに15名ずつのウェーブスタート。


ここでカメラのトラブル発生


スタート直後の様子


最初はランニングからスタート


階段を駆け上がる


公園体育館の2階部分を走り抜ける


池の周りを走る

スタートからここまでで、750mほどかな。



第1障害物

4ft WALL


約120cmの高さの壁を乗り越える。

これは楽勝。

※1フィートが約30cm



第2障害物

6ft WALL

約180cmの高さの壁を乗り越える

助走をつけて手で支えながら勢いで上がるか、足を横に掛けて上がるか。チームだと助け合いも可能。


私の時は皆スムーズに通過されていたが、ゴール後に見に来ると足止めを食らってる人も。



第3障害物

HURDELS

角材のハードルを3回越える



角が上向きに設置されており、プッシュアップがやりにくく意外に難しい。

第2障害物よりは難易度は高い。



第4障害物

A FRAME CARGO

屋根型のネットに足をかけて登って降りる


写真は後撮影だが、私の時は大渋滞で、上を見上げると女性グループが上方で横に並んで「怖くて向こう側へ跨げない」と大渋滞の原因を作っていた。

えっ、ここで足止め!?😱

仕方がないので、すかさず横移動してサイドから登って達成した。


高所恐怖症の人や、小柄な方は穴から落ちるんじゃ無いかと心配になるのかも


ネットが強めに張ってあるので、3点支持でスイスイと行けた。



第5障害物

Z WALL

Zの形をした形に、小さな出っ張りが上下に付いておりそれを利用しながら壁を伝っていき端の鐘を鳴らすとクリア。

私は、無意識に天井に手を掛けて掴んでしまい係員から注意を食らってしまう。




第6障害物

BARBED WIRE CRAW

低い有刺鉄線の下を這って通過する。

周りは横向きで進む人が多かったが、私は匍匐で進もうかと思ったが、傾斜があるのでどうもやりにくい。

ふと、四つ這いで進んでみたら意外に行けた。


後で戻ってきてみてみたら、皆四つ這いで進んでた。

水が張って無いのでありがたい。


↓ちなみに別の大会では(参考画像)



第7障害物

ATLAS CARRY

鉄球を持ち上げて運び、ポールを回って戻ってくる

これが意外に重い。膝を曲げて腰に負担を掛けずに持ち上げて、両手で抱えるようにして速足気味に進む。




第8障害物

VERTICAL CARGO

垂直ハンモックを乗り越える


4つ目の障害物で脚がすくんで動けなくなっていた女性方は無事越える事が出来たのかな。




第9障害物

MONKEY BAR

太めのパイプでできた雲梯を落ちずに進み、端の鐘を鳴らすとクリア。


この種目は手助け禁止であるため応援のみ


落ちる人も多いのか、そばにはバーピーゾーンが



第10障害物

SPEAR THROW

標的に向かって槍を投げて刺さるとクリア

かすっても地面に落ちるとダメらしい。

外すと、ここだけはペナルティがバーピーではなく長い距離を走らされる。

クリアすればショートカットできる。


前の方のフォームを見て学習し、


投げてみる

カメラを撮りながらではレンズが下を向いてしまったが、歓声が起きた。

肝心な所が撮れず非常に残念。



給水ポイント発見


水分補給して


スタジアム内へ移動


第11障害物

SLAM BALL

男性は25kgの重りを頭の上まで待ち上げて床に戻す。


15回しっかりと行うことが出来ればクリアとなる。



第12障害物

SAND BAG CARRY

砂袋を担いで設定されたコースを移動して戻ってくる


男性は27.22kg


階段を上がって観客席へ


階段を昇降しながらジグダグに移動する


重くて手すりに乗せて休憩する人も


肩に担いだり、胸の前で抱えたり。

いかに少しでもエネルギーを使わずに運べるか



第13障害物

JUMP ROPE

太い縄を持っての縄跳び。まさしくの縄跳び


15回を飛ぶとクリアとなる。

たった15回ではあるが、すでに足を痛めていると飛ぶのが辛くなる。



第14障害物

PARA CORD

張られたロープの下を潜って進む。

階段を登って降りてくる。


個人的には、四つ這いぎみで登り、斜め横向きの四つ這いで足から降りる事でスムーズにクリアできた。



第15障害物

BOX JUMP

台に上がっては降りるのを15回繰り返す。


両足ジャンプで上らなくてはいけないのかと思いきや、踏み台昇降運動の要領で可能とのこと。


第16障害物

JERRYCAN CARRY

20ℓの水タンクを1つ持ち上げて設定されたコースを移動する。

※今回私は「オープン」での出場であったが、「エリート」や「エイジ男子」などの出場部門はは2個を運ぶらしい。


砂袋の時と同じで客席をジグダグに階段昇降しながら進んで、


戻ってくる。

心の中で「またこれか😫」って呟く。


意外にしんどい



第17障害物

ROPE CLIMB

ロープを登り、上に設置されている鐘を鳴らして降りてくる。


足をうまく使って登る

ロープにぶら下がりながら、片足にロープを巻き、反対足で踏むと良いが、握力が無くなってきているので意外にうまくいかない。


中には足を使わずに手だけで登る猛者も


みんなでバーピー




第18障害物

HORCULAS HOLT


滑車が付いたロープを引っ張り、重りを一番上まで引っ張り上げるとクリア。

上げた事に気を取られた一気に重りを落とすと係員から怒られるので、下ろすときもゆっくりと。


体重を掛けて引っ張る。後半はパイプに足を掛けて地面に寝る姿勢で引っ張る。

※この種目は手袋が無いとヤバいかも。


握力がヤバい



第19障害物

MULTIRIG

吊り輪タイプの雲梯を落ちずに進んで、端の鐘を鳴らせばクリア。

握力がキツ過ぎ


上手な人は反動と重心移動がスムーズ



第20障害物

SLIP WALL


傾斜角のある坂をロープを使いながら登って、向こう側へ降りる。


反対側はハシゴになっていた


頭を上げるとゴールが目の前に



無事にゴールしました


メダルを受け取る


初めてのスパルタンレースのメダルをゲット


お疲れ様でした。


水とネイチャーメイドを受け取る


フィニッシャーシャツを受け取る


クロークに預けた荷物を受け取りに並ぶ


あっちこっちが土で汚れたが、当初は泥まみれや有刺鉄線に引っ掛かる事を想定していただけに、それが無かったので払えば着替えずに帰れそう。

でも、パービーで土の付いた手を頭の上で繰り返し叩いたせいか、髪の毛の中に細かい砂がたくさん入ってるので早くシャワー浴びたい気分。



今回のスパルタンレースは当初は別の予定があっただけに、参加は断念していたのだが、結果的にエントリーする事ができた。他にメンバーを募る事も考えたが、皆用事などで結果的に1人でのエントリーとなった。


初めての障害物レースだけにどうなる事かと思ったが、ミスをすればアウトではなく、ペナルティのバーピーを頑張れば前に進めるし、何しろ諦め無ければゴールは出来る。


だから初心者にも無理をせず自分のペースでこなしていけるところが良かったと思う。


それに、初めての大阪開催だけにだったのか、初級編の「スタディオン」から、スパルタンレースを体験出来た事も大きかったと思う。


何事も挑戦する事は大切だと今回思う事が出来たことは大きな収穫である。


また機会があればエントリーしたいと思う。







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帰り道に

KIDSの部

kidsは親が同伴するようだがハイハイがなかなか速い。


KIDS用のROPE CLIMB


公園内の遊具

大会をとは関係無いがクライミングの遊具を発見

将来のスパルタンを育成か!



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スパルタンレースの種目


ちなみに、今回ゲットしたメダルだが。

メダルに付いているもう一つのかけらは三つ集めると1つのメダルが完成するようだ。

三つの競技とは下記のスプリント、スーパー、ビーストの3つの競技で獲得するが、

スプリントは、スタディオンに置き換えられるらしい。



今後もし出場する事があるならば、これらを視野に頑張ろうと思う。



あと、海外には、さらに上の「ウルトラ」や「ハリケーンヒート」などという高難度種目もあるらしい。

いやいや、、😵

50kmも走って、60個も障害物って😅

まぁでもこれらを完走できれば真のスパルタンなんだろう。