子どもの頃のことをちょっと思い出したので、書いてみようと思います。ニコニコ

髪をバッサリ短く切られ、後ろは刈り上げられ、黄色いニットのワンピースを着て入学式に登場した私。転校生。

「ほね」と呼ばれるくらいガリガリでひょろりとして、毛羽立った「ひよこ」を想像してください。ヒヨコ

そんな黄色いヤツが、式の途中で後ろを見ながら、黄色い帽子を人差し指でグルグル回していました。

一見、お行儀の悪い新1年生ですが、「これが本当の私の姿」。

自由奔放。本当のわたしらしい私。チュー

よく先生に怒られました。

中指を立てた痛いゲンコツをおじいちゃん先生に毎日のようにもらう。

「バカではないようだけれど、キョロキョロする」と家庭訪問で言われ…キョロキョロ

「〇〇君と騒ぐからうるさくてお勉強ができない」と授業参観日で言われた母に、夜遅くまで叱られ…ガーン

それなりに悪いことしたので仕方ありませんが、先生に教科書でほっぺたを叩かれ…

「えー?私だけ叩くの?」とその一点が納得いかない私でして。

「私だけが悪者」という思いが渦巻いていました。えー

 

当時、体罰なんて当たり前。

家で話すとなおさら親に怒られるので黙っているのが私の当たり前。

中、高学年で学級委員になると、「権限」が与えられる。

先生がいない自習の時間。学級委員は、せっせとメモをする。

何をするかというと…

・席を離れた人・おしゃべりをした人・学級委員の注意をきかなかった人

その人たちを先生に報告できる「権限」

先生の説教が始まる朝の会。

 

「支配」と「忖度」の始まりダナ。

そんなことを何の迷いもなく、やることが当たり前になっていたことが恐ろしい。汗うさぎ

 

5年生の時に砂場にいたら、

「そんなので、いいのか?」と聞こえた。

音として聞いたのではなく、伝わったというか、テレパシー?

何だ?これは?と思ったのだけれど、今でも、そのときのことをありありと覚えている。

私の人生で、「初めて自分を見つめる機会」だったのだと思います。スター