長男は高校1年生の時に父親を亡くしました。
同じスポーツを楽しみ、人間として男性として、父親を尊敬していた息子。
夫が突然病で旅立ち、頭真っ白状態な私を「俺ができることは全部やるから」と支えてくれました。
息子もかなりショックを受けてたはずなのに、涙ひとつ見せず気丈に振る舞っていて。
お通夜の日、私と息子二人になった時
「俺はもうこの年齢だからいいけど、まだ小学生と幼稚園の妹たちがかわいそう」と初めて涙を見せた…泣いたのはその時だけでした。
大学受験も、経済的な負担を考えたのか
“私立は受けないで、確実な国立だけ受ける”と。
“私立も受けておいたら”という私の意見を却下して国立のみ受験。
結果…確実と思っていた国立大学に不合格。
私立を受けてなかったから予定外の浪人。
私に負担をかけないように、予備校の授業料が免除になるテストを受けてきて…
授業料は年間5万ほどでした。
高校の時、文系だったのに、浪人を機に理系へ…それも医学部を目指したいと聞いた時は一瞬絶句しました。
“子どもにはやりたいことやらせる”
といつも言っていた夫。
きっとあちらで
「がんばれ」
と応援してたと思います。
やはり国立医学部はそんなに簡単ではなく、1年目は不合格だったけど、2年目努力が実って合格。
あきらめなければ願いは叶うんだな…息子に教えられました。
毎回テストのたびに「ヤバイ!」と言いつつ、なんとかここまでストレートで進級。
この春4年生になります。
部活にアルバイトに遊びに恋愛に充実した日々を送っているみたいです。
6年間しっかり勉強して、患者さんの心に寄り添えるドクターになってほしい。
私も息子を見習って夢を叶えます。