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すみません。間違えて投稿後すぐ削除してしまい再投稿します。拝見して頂いた皆さんすみません。

ヤフーニュースで「岡山県内A型事業所の廃止や規模縮小が相次ぎ、300人余り解雇の見通し」というニュースを取り上げており、情報共有をしたいと思います。 
    

〈自己紹介〉


36歳・うつ病・線維筋痛症の無職です。


180時間の残業、人間関係でうつ病を発症


精神科入院、休職しルート営業を退職


会社員退職→精神科デイケア→地域活動支援センター(現在)で体調・体力をつけ、


就労継続支援A型へ向けての準備をします。


  【独自】岡山県内A型事業所 廃止や規模縮小相次ぐ 300人余り解雇の見通し、報酬改定影響か


引用元:ヤフーニュースよる提供、要約
https://news.yahoo.co.jp/articles/c49d40cd9c807c13096faf54a1119388a4381670


岡山県内の「就労継続支援A型事業所」のうち、6月1日時点で11事業所が相次いで廃止や規模縮小を決め、同月末までに300人余りが解雇される見通し。

国の2024年度報酬改定で、経営状況が悪ければ補助を減額する仕組みになり、収益力の乏しい事業所が運営の継続を断念しているとみられる。

廃止を決めた事業所や離職者が、雇用契約を結ばない「B型事業所」に移るケースもあるが、現時点で全容は不明。

県内でA型とB型とでは障害者が手にする月収(賃金や工賃)に約7万円の開きがあり、暮らしへの影響も懸念される。

A型の就労希望もあり、国や自治体、事業所の連携した支援が課題になりそう。

岡山労働局のまとめでは、廃止や規模縮小は岡山市7事業所、倉敷市4事業所で、解雇は計309人。今後も廃止やB型への移行が進み、解雇は来年3月までに約460人に膨らむという。

就労継続支援A型事業所 一般企業への就職が難しい障害者が福祉的支援を受けながら雇用契約を結び、最低賃金以上で働く。一般就労への訓練の場として制度化された。

障害の程度が比較的重い人が対象のB型は最低賃金が保障されない。


  廃止や規模縮小相次ぐA型事業所


▼解雇について

本ニュースで、A型事業所が相次いで廃止や規模縮小を決め、300人余りが解雇。

当事者からすると死活問題です。

解雇されて、近くのA型作業所を受け直したとしても作業所の定員に対して、需要が多く入所出来ないことも可能性とし有り得ます。


▼各事業所の比較

〈雇用形態〉

A型作業所:障害のある方が、事業所と雇用契約を結び、最低賃金が保証されます。

B型作業所:障害のある方が、雇用契約を結ばず、工賃を頂き通所して、自分のペースで働きます。


〈月給の差異〉
厚生労働省資料より全国平均↓


A型作業所:月額83,551円
B型作業所:月額17,031円
83,551円-17,031円=66,520円の差額

この差額が失われる月額です。


▼A型作業所のうち、廃止や規模縮小の要因は?

厚生労働省による3年に1回行われる「報酬改訂」がされました。

厚生労働省より生産活動項目の点数改訂表↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000202214_00009.html

A型作業所は、1年に1回この1年どうであったかというスコア表があります。

その中でこれまで5項目あり、そのひとつの生産活動収入が今回の報酬改訂で変わりました。

改訂後、A型については生産活動収入が3期中3期が赤字だと-20点になります。

これまでは生産活動項目にマイナスが有りませんでした。一番下で+5点。

見直し後に、一番下で-20点となりました。

より最低賃金以上売り上げて、給付費がなくても運営できる生産能力を事業所がつける必要があります。

※各スコア表は、ほとんどの各事業所ホームページで確認できます。「事業所名 スコア」で検索できます。

他県でも、今後「倒産、売却、A型をB型へ転換、A型とB型の多機能」にする等が、出てくるかもしれません。


  今後の展望(利用者側からすると)


①利用者側は、スコア表をホームページで確認。
生産活動項目で上の方に○が付いている作業所を選択していく必要があります。

②利用者側は、A型事業所の数の減少に伴い。
残るA型事業所の取り合いになる事も考えられます。

③利用者は、今後B型か企業の障害枠も念頭に検討していく必要があります。

④これまでのスコア表サンプルになります↓

見るところは、(Ⅱ)生産活動箇所。
これが、上の方に◯がくると、改訂前も後もプラス点になります。

ちなみにスコアサンプルは、以下です。行政書士 向井総合法務事務所による、提供 



  まとめ


私も先日、A型作業所を体験して思ったことは一つの軽作業に依存するのではなく、様々な種類の仕事を受注し仕事をしていました。

今回のニュースは、私もA型作業所を目指す身として、ビクビクしています。

A型作業所で長く働いてきた障害のある方が、今回の様に突然閉鎖して、準備無しに一般企業の障害枠で働けるかという問題もあります(※人に寄ります)

それは、例えば、基本的な勤務時間はA型作業所が「週20時間から」に対して一般企業の障害者枠は「週30時間からフルタイム」となりますし、一般企業の特例子会社を除いては健常者(一般の方)との労働になるので環境的変化もあります。

A型作業所は、「障害や難病のある方が、雇用契約を結びながら、一定の支援やサポートがある職場で働くことができる障害福祉サービスであり、企業などで働くのが難しい人を対象に、就労訓練や就労機会の提供する場」でもあるので、重要な福祉的就労施設です。

今後の動向に注視していきます。

今後の展望、まとめは私見なのでご容赦ください。

賛否両論あると思います。

既にご存知でしたらご容赦ください。

情報を皆さんと共有出来ればと思います。

このブログをご覧いただける皆様、いつもありがとうございます。