ご訪問頂き、ありがとうございます。

精神科医、益田先生の動画で「アルコール依存症でなくてもお酒を止めてみましょうという内容を拝聴して、勉強になりました。

共有したく記載します。
    

〈自己紹介〉


36歳・うつ病・線維筋痛症の無職です。


180時間の残業、人間関係でうつ病を発症


精神科入院、休職しルート営業を退職


会社員退職→精神科デイケア→地域活動支援センター(現在)で体調・体力をつけ、


就労継続支援A型へ向けての準備をします。


早稲田メンタルクリニック院長、益田裕介先生のYouTubeチャンネル「精神科医がこころの病気を解説するCh」にて以下のことを仰っていましたので、一部、引用します。


  アルコール依存症でなくてもお酒を止めてみましょうか


『アルコール依存症にどうしてなるかというと、何かしら人生の問題がありストレスがたまり、心身が疲労してコントロールを失ってお酒をのんでしまう。

酒量が増えた結果、日常や仕事の問題がまたお酒のせいでどんどん悪化していく。

お酒を飲んでいると体力が落ちるし、時間もお金も奪われるので良いことはなく、問題が悪化する。

本来は問題を解決しないといけない時間を、お酒を飲むことで問題解決にアプローチできない。

その結果、問題が借金のように膨れ上がり、よりストレスや疲れが溜まっていきコントロールを失ってしまう。

ストレスがたまるから、より多くのお酒が必要になる。この悪循環の結果、依存性になってしまう。

これが、アルコール依存性の一つのモデル。』

飲めば飲むほど、どんどん気持ちよくなるし、我慢がしにくくなる。それが、アルコール依存症の本質。

意志が弱いかというと、そうともいいきれない。依存性になりやすい遺伝子が見つかっている。

例えば報酬系の弱さ、人より気持ちよくなってしまうというのが、生まれつきの問題としてある。
代謝系の問題。二日酔いになりやすい人は、依存性になりにくい。嫌なも思いをするから。

二日酔いにならない人は気持ちがいいので、歯止めがかかりにくく、悪いと思いにくくなって、やってしまうというのもある。

あとは遺伝子以外にも、貧困やトラウマ、社会的な背景により依存性になりやすいことはある。お酒飲む人が多い仕事とか。

一概に自分の意志というだけではない。

同情の余地はたくさんある。というのが精神科医や専門家の意見としてある。

強制的に入院してやめるということも出来なくはないが、その後の人生もあるし、自分の意志の力で止めていくことが求められる。

治療法がそうであるがいえに自己責任論が続くというか、自己責任と思われがちな病気。

お酒は飲まない方が健康によい。100%よい。科学的なデータはでている。

がんや認知症、その他の疾患のリスクも下がる。逆にお酒を飲むことで上がる。

「ちょっとのお酒は身体によい。」ということがある。適量に収まればいいが、だいたい適量に収まらない。

肝臓の働きを押さえてしまう。お酒を飲むことで、解毒するために肝臓がつかわれてしまう。肝臓は元々色んなことをやる臓器であり、疲労回復のためのたんぱく質をつくってくれたりとかしてくれる臓器。

それをお酒の代謝に使ったらもったいない。お酒の解毒のために仕事を与えていると、肝臓がフルに自分の身体のために、働いてくれない。

結論、飲まないほうが望ましい。

文化的にはお酒がある文化だが、生物的にはないほうがいいという時に、どういう風に人類が社会を形成していくか。価値観を形成していくかは、まだ揺れている段階。

ここから変わりながら、お酒なしの社会も人類は想定していく可能性はある。

それは次の世代か、その次か。ちょっともの寂しいなと思うが健康にはいい。飲まない人もたくさんいるので、止めれる人は止めた方がいいと思います。

医師としてはお酒は飲まない方がよいという立場で、生物的には健康なので、断酒をいい機会に検討していただければと思う。


  多文献でも調べました!


引用元:東京都保険医療局より提供、要約

《飲酒による健康への影響》


過度な飲酒が続くことで、肝障害、膵炎や糖尿病、心疾患、高血圧、胃腸障害、がんなど体の問題が起こりやすくなるだけでなく、睡眠障害やうつ病といったこころの問題を招くおそれもあります。

この他、過度の飲酒は、飲酒している本人の健康だけでなく、暴力や虐待といった形で周囲の人にも影響を及ぼすことがあります。特に、飲酒運転の問題は大きな社会問題となっています。


《依存症対策全国センターより一部↓》

「お酒の危険性として、飲酒がうつ病や不安障害を引き起こしたり、抑うつ気分を悪化させたりすることがあります。アルコール依存症とうつ病や不安障害との間に高い併存率がみられることは、これまでに多くの報告で示されています。

お酒によるうつ病の併発の危険が、あるということです。


  感想(体験)


▼前職での体験

私は11年間営業職で、新卒から諸先輩方にお酒の飲み方をご指導頂きました。


学生迄は恥ずかしながら一滴も飲めなかったのが、社会人デビュー。


ビールジョッキ7杯程度やアルコール度数40%前後のテキーラも飲めるようになり、結果として出張先での接待の場面で非常に役に立ちました。


先輩方には感謝しかありません。


しかし、


私は前職から日常(自宅)ではお酒を飲みませんし、今も飲みません。


理由は、翌日の頭痛と二日酔いになって使い物にならなくなるので、やめています。


それが、アルコールに依存になっていない理由かもしれません。


私が、うつ病になっているということは仮に、アルコールに体質が順応し、なんともなければ依存症になりストレス解消していても不思議ではありません。



▼精神科閉鎖病棟での体験


私はうつ病になり、仕事を休職。


その際に、精神科閉鎖病棟に入院しましたが、そこはアルコール依存症の方と精神疾患の方との混合部屋でした。


なので、アルコール依存症の方とも会話をしました。


糖尿病やうつ病を併発している方も多く、数回目の入院とおっしゃっている方もいたので、依存から抜け出すのは、容易ではないと感じていました。



  まとめ


本ニュースで、全く他人事ではありません。

飲酒がうつ病や不安障害を引き起こしたり、抑うつ気分を悪化させることも調べて分かりました。

飲酒が健康に良くないことも、益田医師もおっしゃっているので、私もやめていきたいと思います。

過度のストレスがかかれば、依存になってもおかしくありません。例えば、特に前職では会社の9割のメンバーが喫煙者でした。

健康でみれば、将来的に「お酒とタバコ社会」の文化でなくなっていくことは良いことかなと思います。

とはいえ、一筋縄ではいきません。

私も感じていた「飲みニケーションの利点」もあれば、「タバコの一服で仕事の話やコミュニケーション」もありました。そこで、上司との話や他部門との関係、顧客との繋がりも出来ました。

社会的に一概にやめられるかは今後の課題かと思います。メリットもあれば、デメリットもあります。

感想、体験談は私見なので、ご容赦ください。

賛否両論分かれると思います。

周りの家族、その他の人へ知る機会になればと思いました。

既にご存知でしたらご容赦ください。

このブログをご覧いただける皆様、いつもありがとうございます。