ご訪問頂き、ありがとうございます。

精神科医の益田先生の「うつ病は、ウイルスでなる!?」というYouTube動画を拝聴し、勉強になりました。

興味が湧き、調べました。共有したく記載します
    

〈自己紹介〉


36歳・うつ病・線維筋痛症の無職です。


180時間の残業、人間関係でうつ病を発症


精神科入院、休職しルート営業を退職


会社員退職→精神科デイケア→地域活動支援センター(現在)で体調・体力をつけ、


就労継続支援A型へ向けての準備をします。


早稲田メンタルクリニック院長、益田裕介先生のYouTubeチャンネル「精神科医がこころの病気を解説するCh」にて以下のことをおっしゃっていましたので、要約します。



  うつ病は、ウイルスでなる!?


「うつ病は、ウイルスでなるというか、疲労の蓄積でなる。

疲労を蓄積していく上で、ウイルスというのがちょっと関与していて、そのウイルスが感染することで、人間の脳にあることで、疲労を蓄えやすくする。

それは、なぜかというと脳とウイルスが共存しているからで、疲労を溜め込む。

エナドリみたいなもの。エナドリは疲れない。疲れているけど、疲れを感じない。結果的に身体をボロボロにしてしまう。

ウイルスがあることで疲労がごまかされて結果的に疲労を溜め込んで鬱になってしまうという説」


  多文献でも調べました!


引用元:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXZQOKC241PN0U2A520C2000000/


《うつ発症にウイルスが関係?五月病との関連》

疲労がたまるとヒトヘルペスウイルスが活性化し、口唇ヘルペスを発症するように、うつ病にもウイルスが関与することがある。

新年度となる疲労がたまりがちだが、気が張り詰めていると疲労として自覚しないことも多い。

緊張状態が続くとそれがストレッサーとなり、体にストレス応答が起きる。自律神経の中枢である視床下部が働き、体を活性化させるアドレナリンや疲労感を麻痺させるコルチゾールを副腎から分泌させるのだ。

自律神経の過活動状態が5月まで長期化すると、自律神経機能が低下。今まで抑えられていた疲労感を急に感じるようになる。

五月病は、十分な休養や質の高い睡眠、時間の経過で改善することが多い。寝ても疲れが取れない状態が続くと回復が困難となり、うつ病や心身症などのリスクが高まる。

近年、うつ病の発症に脳の炎症が関わっていることが明らかになった。この炎症を引き起こす要因の一つとして「HHV(ヒトヘルペスウイルス)-6が関与している」

HHV-6は疲労で活性化するため、うつ病予防には疲れをためないことが必須。」

ウイルスについて、具体的に次項で要約↓


  引き続き、ウイルスについて



HHV-6は通常は血液中に潜伏している。

体が疲れると、再活性化し唾液(だえき)中に放出される。


②唾液からHHV-6が鼻の奥にある嗅球(臭いを感じる器官)に移行・潜伏感染し、そこでSITH-1と命名した、たんぱく質を発現させる。


③SITH-1は人の体にとって異物となるため、抗体が作られる。

  • うつ病患者の血液を調べたら約8割にSITH-1抗体が見られた
  • SITH-1抗体が陽性だと、陰性に比べ約12倍うつ病になりやすい

〈結論〉
唾液中のHHV-6の数値が低いのに疲労感があるなら、脳内で炎症が生じている証し、うつ病の可能性が高くなる。



  感想・私見(感想・課題)


うつ病のリスクとなる、SITH-1抗体が発生するつまり、HHV-6が鼻の奥にある嗅球に移行・潜伏感染するなら、移行・潜伏感染を食い止められたらなと、素人ながら思いました!!


●思う期待

  • SITH-1陽性から、鬱病の新治療薬の開発
  • 医療機関によるうつ病の可視化(HHV-6の数値が低くく、SITH-1抗体が陽性)
  • SITH-1を発現させない薬の開発

●思う課題
  • 疲労が溜まるとうつ病リスクになる事に変わりはない
  • 例えばサラリーマンとして、SITH-1陽性が判明しても疲労の個々のコントロールは難しい
  • まだまだ研究段階なので、時間はかかりそう
  • 医療機関での可視化(HHV-6の数値が低くSITH-1抗体が陽性)が導入されるか未知数

  まとめ


感想は私の私見なので、ご容赦ください。

賛否両論分かれると思います。

うつ病リスクが、ウイルスなら研究がどんどん進んでほしいと思いました。研究がなされており、とても嬉しいです。

どちらにしろ出来ることは、疲労を溜めないこと!

うつ病の人、周りの家族、その他の人へ「社会の動向」を知るきっかけになればと思いました。

既にご存知でしたらご容赦ください。

このブログをご覧いただける皆様、いつもありがとうございます。

情報を皆さんと共有出来ればと思います。