私は線維筋痛症もあり痛みで心身が疲弊します。
線維筋痛症は、有名な方もなっています。
例えば、
- 元フジテレビアナウンサーでフリーアナウンサーの八木亜希子さん
- 米国の人気歌手、レディー・ガガさん
同じ作業所で、先日「線維筋痛症」と診断された方とお話をしました。
私も線維筋痛症と13年付き合い、服用の薬など、どなたかの参考になれたらと記載します。
〈自己紹介〉
35歳・うつ病・線維筋痛症の無職です。
180時間の残業、人間関係でうつ病を発症
精神科入院、休職しルート営業を退職
会社員退職→精神科デイケア→地域活動支援センター(現在)で体調・体力をつけ、
就労継続支援A型へ向けての準備をします
【NPO法人 線維筋痛症友の会より要約】
線維筋痛症とは、全身的慢性疼痛疾患であり、全身に激しい痛みが起こる病気です。
主な症状は持続的な痛みです。
全身や広範囲が痛み、またある部分だけが痛むこともあります。
その痛みは軽度のものから激痛まであり、耐え難い痛みであることが多いです。
痛みの部位が移動したり、天候によって痛みの強さが変わったりすることもあります。
痛みが強いと日常生活に支障をきたすことが多く、重症化すると、軽微の刺激(爪や髪への刺激、温度・湿度の変化、音など)で激痛がはしり、自力での生活は困難になりますが、重症化する前に早めに受診して対策することが必要です。
予後は良好で、線維筋痛症という疾患自体で命を落とすことはありません。人によって個人差はありますが、時間をかけて症状が改善する方も増えてきました。
線維筋痛症は男性よりも女性に多く、年代は中高年の方に多い病気です。そのため自律神経失調症や更年期障害、不定愁訴など、他の病気と診断されることも少なくありません
現在人口の1.66%、約200万人の患者がいるのではないかと疫学的に発表されています。
https://www.jfsa.or.jp/
▼原因は?
原因はまだ未解明で、さらなる研究が待たれるところです。中枢神経の痛みの回路が変わり痛みを増幅させているのではないかと考えられている。
⇒脳の誤作動かもしれません。
▼検査で異常なし!
周囲の理解を得ることが難しいため、患者は精神的に辛い状況に陥ることも少なくなく、検査で異常がないため、病院を転々とすることも珍しくありません。
⇒私も、全く『異常なし』でドクターショッピングをしました・・・。一生痛みが続くのかと思うと気が遠くなります。
謎に続く痛みに心身が疲弊します。
22歳の時に線維筋痛症(神経痛)になりました。
整形外科を5件、はしごし、様々な病院へいき、レントゲンをとっても異常なし。
しかし、
痛みは胸の辺りから全身に広がり『ピリピリ、ヒリヒリ感』が足元へも広がっていきました。
22歳の就職前の3月に書店で出会いがありました。
↓
戸田克広先生の
『線維筋痛症がわかる本』
本書には、私と同じ症状が記載されており、線維筋痛症(神経痛)かもしれない!?と思いました。
線維筋痛症を治療している病院へ連絡をして、診察を受けました。
戸田克広先生の本から効果のある薬を主治医に見て頂き、ノリトレンを処方して貰いました。
⇒すると、直ぐに痛みが「すーと」引きました。
しかし、
今でも痛みが完全に無くなることはありません。
▼私に効果のあった薬の種類は(①~③)
①ノリトレン※現在販売停止
(容量:25mg×1錠、副作用:眠気、便秘、口の乾き)
痛みに対しての即効性はすぐに出てきます。
これは、抗うつ薬です。
②慢性疼痛に対して使用する痛み止めの薬。
例えば、「トラムセット配合錠」は、慢性疼痛に対して使用する痛み止めの薬であり、痛い時にだけ飲む薬とは異なり、きちんと飲み続けることで長引く痛みを抑えます。
〈トラムセット〉
容量:
一回2錠×4回、朝、昼、夕、夜の各4時間以上空けること。
副作用:
気持ち悪さ
気持ちの悪さは最初のみで、慣れます。
こちらの薬は、中枢神経系に作用し、鎮痛作用を示します。
通常、非オピオイド鎮痛剤で治療困難な非がん性慢性疼痛、抜歯後の疼痛の治療に用いられます。
③中等度から高度の慢性疼痛における鎮痛薬。
例えば「フェントステープ」等。
〈フェントステープ〉
容量:
0.5mg×胸に貼るタイプ、1日一回貼りつけ
副作用:
かなりの眠気。夜つけないとダメです。
・中等度から高度の慢性疼痛における鎮痛(ただし、他のオピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する場合に限る)
▼現在の服用薬は?
現在、トラムセットを服用しています。
痛みが強い時に、フェントステープを使用しています。
ノリトレンは、服用しておりません。
▼なぜ、ノリトレンを使用していないか?
- 精神科で処方されている他の抗うつ薬と重複してしまう為
- そもそも、ノリトレンに発ガン性物質が発見された為、販売停止
※各薬は、人により体質が違うので、効果の有無や副作用は、異なります。
『一般社団法人日本線維筋痛症学会・慢性痛学会』のホームページになります。
痛みのある方(該当の方)、上記ホームページから、日本全国の病院が出てきますので、近隣の病院へ連絡して頂けたらと思います。
戸田克広先生の『線維筋痛症がわかる本』↓
既にご存知でしたらご容赦くださいm(_ _)m
ご覧いただきありがとうございました。
情報を皆さんと共有出来ればと思います。よろしくお願いいたします。