ローンを組んで家を買うのは「損する趣味」という本を読みました。前から気になっていた事です。

私の場合のコスト面・環境を含めて「賃貸と持ち家」を比較し、考察しました。

とはいえ、家族の意見が一番です。

奥様が持ち家派であれば、悩むこと無く持ち家にすることを「オススメ」します。
    

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35歳・うつ病・線維筋痛症の無職です。


180時間超の残業、人間関係でうつ病を発症。


精神科入院を経て、休職しルート営業を退職。


会社員退職→精神科デイケア卒業→地域活動支援センター(現在)で体調・体力をつけ、


就労継続支援A型へ向けての準備をします。


1.読書からのレビューです。

引用元:ひろゆきさんの本「誰も教えてくれない日本の不都合な現実」内に記載がされておりました。

著者:ひろゆき
書名:誰も教えてくれない日本の不都合な現実
発行所:きずな出版
出版年:2021年11月1日 第1刷発行

一部引用し、抜粋「」内

【ローンを組んで家を買うのは「損する趣味」】

僕は「本当のお金持ち」でない人が、ローンを組んで家を買うのはすすめません。賃貸にしておいたほうがいいと思います。

もちろん、東京の山手線の内側のように、これからも土地の価格が上がりそうな場所の家を買えるならいいでしょう。

でも、これから人口が減って高齢化も進むわけですから、郊外の土地と家なんか買っても損する可能性が大きいでしょうね。

たとえば、すでに地方ではボロボロのマンションを取り壊すお金すらなく、ほっとかれて廃墟になっているところも少なくありません。

そういう場所は収入の少ない人が集まって治安が悪くなり、さらに環境が悪くなるといった悪循環になります。

賃貸だったら、おサラバすれば、済む話ですが、ローンで買っちゃうと価格が下がって買い手を探すことも難しくなりますから、仕方なく住み続けることになります。

お金持ちであれば、環境が悪くなりそうにない高級住宅地を購入できますし、とんでもないところだったとしても、やり直しができます。

それが、難しい人は、賃貸でいつでも引っ越せるようにしておいたほうが安全だと思うのです。


2.賃貸と持ち家のコスト比較

【賃貸VS持ち家】※一例

トータルコストは、持ち家の場合は、住宅価格や住宅ローンの借入額や金利、返済期間で変わります。

賃貸の場合も家賃や引越し回数などで変わります。

以下の試算はあくまでも参考としてください!

SUUMO様より提供↓

【プロフィール一例】※参考。
年齢・家族構成:家族3人(私の場合にしました)。

1、購入する場合(一例)※あくまで仮定です。
物件:新築マンション
価格:3800万円
専有床面積:70m2
資金計画:頭金800万円、借入額3000万円(全期間固定金利型1.7%、返済期間35年、元利均等返済)

2、借りる場合※あくまで仮定です。
物件:賃貸
家賃:11万5000円
床面積:50m2
引越し:家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、40歳、54歳、65歳で引越しを仮定 

3、50年間の住宅ローン返済(諸費用)

〈持ち家〉※あくまで仮定です。
毎月返済額 9万4822円
50年間の総返済額(返済は35年で完了)約3983万円+諸費用152万円(物件価格3800万円の4%)+頭金800万円

50年間の住宅ローン返済+諸費用+頭金の合計額 
約4935万円

〈賃貸〉※あくまで仮定です。
毎月の家賃(共益費含む)
30~39歳 11万5000円×10年分
40~53歳 11万5000円×14年分
54~64歳 10万円×11年分
65~79歳 8万円×15年分

50年間の家賃の合計額 
約6072万円

4、住宅ローン返済・家賃以外にかかる住居費

〈持ち家〉※あくまで仮定です。
●管理費・修繕積立金
管理費 毎月1万290円※1
修繕積立金 毎月1万1480円※1

50年間の合計額 約1306万円 

〈賃貸〉※あくまで仮定です。
●更新料
家賃1カ月分×23回  221万7500円
●敷金、礼金、仲介手数料(引越しの年)
家賃3カ月分 ×3回  90万円

引越し代(3回分) 約41万円※2

50年間で25回の支払いで約353万円

5、税金

〈持ち家〉
固定資産税・都市計画税
マンションを所有している限り年間数万円~20万円程度

〈賃貸〉
固定資産税・都市計画税 0円

6、火災保険

〈持ち家〉※あくまで仮定です。
建物と家財を補償対象とする火災保険に加入
年3万円程度

〈賃貸〉※あくまで仮定です。
家財を補償対象とする火災保険に加入
年1万円程度

7、設備の修理や交換

〈持ち家〉
設備の修理内容やグレード、リフォームの内容によって異なる

〈賃貸〉
設備の修理や交換は賃貸住宅のオーナーが負担。リフォームは原則できない

8、トータルコスト(上記1~7の合計)
持ち家:7391万円、賃貸:6475万円

今回はコスト面で賃貸が有利な結果になりました。

※あくまでもこの場合!


3、賃貸・持ち家に向いている人と向いていない人

【持ち家のほうが向いている人】

・退職までに住宅ローンが完済できる人

・収入が安定している人

・賃貸には少ない4LDK以上の部屋数が必要な人

・貯蓄が潤沢な人


※知人に多いです。 


私個人の考えは10年以上同じ会社へ安定し、勤務していることが条件かなと思います。


私の場合は持ち家に移行する前にうつ病・無職になり断念…。



【賃貸のほうが向いている人】

・転勤が多いなど住む場所が確定していない人

・収入が安定していない人

・健康状態が思わしくない人

・大きな借金を背負いたくない人など

⬆️私に該当…。


私は、うつ病・無職になりました。


もしも、ローン組んでいたらと思うと恐いです。結果論ですが。



【賃貸のメリット(体験談)】

賃貸メリットは、ライフスタイルに合わせて引っ越しが可能です。

例えば、私夫婦2人のときは賃貸で会社の近くに住んでいました。

子供ができてから、妻の実家の近くに引っ越しました(今の住まい)

経験してみて、確かに臨機応変に対応できます。

さらに、親友も同様に賃貸。

会社が、3社目になり今度は東北転勤もある会社。単身赴任か?家族も一緒に住まいを移すか?ですよね。

一方で、

【賃貸のデメリットは?】
1.内装や間取り、設備などが自分で決められない。
2.一生、家賃の支払いが続く。
3.高齢になったとき契約を更新できないことがある。

※上記2、3項は、将来的に不安要素です。

【高齢者への賃貸住宅の貸し渋り問題】※要点
「身内がいない」「年金暮らし」と言うと貸してくれない。

65歳以上の4人に1人が、年齢を理由に断られた経験がある。

一人でなくなる方もいらっしゃる。そうすると、次の方に貸せない。

認知症が一番怖いとのこと。

場所を選ばなけらば、都会に住まなければ、地方で数百万で売っているという話も出ておりました。

賃貸ですと、年齢を重ねて住まいの問題が残る。

詳細は以下の動画より。



4、まとめ

持ち家、賃貸は永遠のテーマ。


見てきて中で、親世代は持ち家が多い印象です。

(私の親族だけか!?)


賃貸は柔軟性はあるが、高齢者になりリスクがある。


もし、奥様がマイホーム派でしたら、迷わずマイホームにしたほうが家族円満です。


私一人では、賃貸。


現状を加味し、さらに元々ローンという名の借金返済の自信もありませんでした。


親族で話し合われた結果「納得」して選択をされるといいと思います。


私の周りの同世代の知人も、家族で「持ち家派(一軒家)」が多いのは事実としてあります。


前職では40半ばで一軒家を購入された上司や同僚がいました。

(40代になると役職もつき、その会社にいる骨を埋める可能性が高くなる事が影響しているのかもしれません)


とても勉強になりました。


もしも、どなたかの参考になれましたら幸いです。