ロコフェスはなんで生まれたのか。 | ひろこ徒然なるままに〜笑いながら生きていく偉業を書き記す〜

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9年前の自分自身で書いたFacebook過去投稿に学ぶこと、気付くこと、癒されることの多さに驚いた。今度はブログに書き記しておくことにした。このブログは未来の私への贈り物。タイムカプセルブログである。

今朝、ふと、思い出したのです。
昨日、シンガーソングライターTAKERU、
彼について投稿して、
止まった私のブログを思い出した。
『なぜロコフェス』が生まれたのか。
肝心なところがまだ書けてなかった。


TAKERUは、
自閉症である自分のこと、
自身の苦しかった子ども時代のお話を
ライブ聞かせてくれることがある。

私と、長男は、診断はしてないけど、
まぁ、いわゆる、グレーゾーンである。
その長男が2歳くらいの頃の話。
千葉の実家に帰省していた私は、
彼を連れて散歩をしていた。


近所に住んでる、同じ歳、
2歳の女の子と、そのお母さんに出会い、
『同じ歳なんですねー』みたいなことで、
立ち話を始めた。

その女の子が、うちの長男に、
やたらと抱きついてくるのが、
チラッと目に入ったが、私は、
なんとなく見守りながら
立ち話をしていた。

すると、突然、長男が女の子を
両手で突き飛ばした‼️
突き飛ばされた女の子が、
畑に仰向けにひっくり返った‼️

なぜかその時、私は、
ごめんなさいをいう前に、
長男の手を握って、
何が嫌だったの?口で言ってほしい!
この手で突き飛ばすんじゃなくて、
何が嫌なのかを口で言うんだよ!

て、言ってた。すると、女の子のお母さんが、
『違うでしょ⁉️先に謝るんじゃないの⁉️
女の子突き飛ばすなんて、おかしいよね⁉️
女の子に手を出すなんて最低ですよね』
て、私と長男に、怒鳴り出した。
そこで、私もハッとして、

あ!そうだ。謝らなきゃ‼️
ごめんなさい。突き飛ばしてごめんなさい。
と、私は謝りまくった。長男にも
ごめんなさいを言おうね。
痛い思いさせてごめんなさいを言おうね。

長男は謝らなかった。
その母娘とは、気まずいまま、たぶん、
あれから一度も喋ったことない。
そして、その母娘と別れたあと、
ボソリと長男が言った。

ギューギューされるの、やだった。
苦しくてやだった。

私はそれを聞いて泣いた。
女の子に抱きつかれたのか嫌だったのね。
私は、出会ったばかりの女の子のお母さんに
怒鳴られて怒られた恐怖しかなかった。

人に怒られるのが嫌で仕方なかった
あの頃の私には恐怖でしかなく、
怒りから逃げるために、
だだ、ただ、謝っていたことを思い出した。

振り返ると、あの時はまだ、
私、長男の味方だったんだな。
何が嫌だったか、口で言おうね、とか、
謝る前に、聞こうとしてたんだ😳
あの頃の私の本音だね。
『謝るより先に、何が嫌だったのか知りたい』

聞いた上で、嫌だったことは
口で言えばいい事であり、
叩いたり突き飛ばしたりするのは
違うよね?を伝えたかったんだな。私は。
それが本音だった。

だけど、怒鳴られて怒られた私は
もうそれが怖くて怖くて、
なんでもいいから
その場を収めたくなって、
納得いかないままの長男に
ごめんなさいを言わせようとした。

無料トークセミナーでもお話ししたんですが、
昔の私はとにかく、
『間違える』『怒られる』が
恐怖で恐怖で、
とにかく怒られたくない世界で生きてました。
だからそういう現実しか起きなかった。

先に嫌なことされたのは長男だったこと。
『嫌だ』を口で伝えられないから、
手を出してしまう長男。
『女の子に手を出すなんて最低』という言葉。

あそこからだ。
あそこから始まったのだ。
『本音が言えない母親』のできあがり。
納得いかなくてもとにかく謝る。
そして女の子の親が苦手になった🤣

あれから私は、怒られるのが嫌で、
長男の理由は、あとで聞くとしても、
やることなす事、全て
とにかく先に謝るようになった。
長男は納得いかないとしても、、、

そしてこれも無料セミナーで
お話ししたことなんだけど、
12歳になった彼を
私また、守ってあげられない事件が起きる。
あの時もごめんなさいを言わせた。
彼には彼の思いがあったのに。

そして2024年の4月のこと。
本音で生きると決めた私のところに、
7年前、12歳だった彼へ
謝ってくれる人が現れた。

『立場上、怒るしかなかった。
ごめんね。大人に向かって
堂々と意見を言えるって、
すごいことだと、本当は思ってた。
だけど、立場上言えなかった』

そう。私が本音で生きると決めると、
7年も前の、相手側の本音まで
聞けるようになるという現実が起きた。
本音で生きると、現実が変わる。
そんな話を無料セミナーでしたんです。

相手がいる話なので、
私のタイムラインに
出せなくて、代々木のグループに
アーカイブを置いています。
コメント欄に置いておくので聞いてほしい。

そう。私が本音を出して生きると決めたら、
7年も前に傷ついてた長男の傷まで癒やされた。
大人が率先して、本音で生きる世界を。
大人が本音出さないと、子どもたちが傷つく。
子どもたちが苦しくなる。

だから私の中に、ロコフェスが生まれた。
昨年の生まれてきてくれてありがとう
エンディングのTAKERUの歌を聴いて
大号泣する中で生まれたロコフェス。

私が母親として本音を出せなくなった
あの日のこと。忘れてたあの日のこと。
突然、今日、思い出すという流れ。
未来から時間は流れてるね。

生まれて初めての子ども。
初めて母親になって 2年目のあの日。
あの日の私を今朝、
17年後の私が迎えに行った。

怖かったね。怒鳴られて怖かったね。
本当は長男を守りたかったね。
本音で伝え合いたかったね。
女の子だからとか、
男の子だからとか、
関係ないよね☺️✨✨✨

ただ、ただ、守りたかったね。
あなたは、守ろうとしてた。
器用にごめんなさいを伝えながら
同時に長男の気持ちも聞き出して、
相手に伝えられたらよかったな。
また、たらればが出てくるけど🤣

今朝、これを思い出せてよかった。
これでまた、過去も現在も未来も変わる。
何か現実が変化して行くのかわかる。

本音で生きると、現実が変わるんだよ。
ロコフェスへ、それを
体感しに来てほしい。

写真は7年前の長男。
『母さんは、何が楽しくて生きてるの?』
彼のこの、秀逸な質問から
全てが始まったかもね。
彼は既知外だ。
私の既知の外を生きてる。
いつも学びをありがとう。