風邪引きました( ;  ; )
風邪を引いた時はいつもkenちゃん療法で1ミリも動かず寝るようにしてるのです笑
それで時間だけはたっぷりあったので妄想してました。
風邪を引いても心は元気!
あと食欲も衰えない!

以下yukihiroさんに風邪の看病?してもらう話です。
なんか暗め笑

夢小説地雷の方お気をつけ下さい

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風邪を引いて熱が出た。
夏風邪は馬鹿が引くと言うけれど
「私って、馬鹿なのかなあ…」

独り言を呟いていると部屋のドアが開いた。
「ごはん作ったけど、どう?食べられそう?」
私はコクンと頷き首だけで返事をした。悲しい気持ちになっていたので声を出すと涙まで出てきそうだった。
「まあ今日のことは残念だったけど、体調が戻ったらまた計画を立てれば良いよ。今日は一日一緒に居てあげるからゆっくり休みなよ。」
私の気持ちを察したのかyukihiroさんが言葉をかけてくれた。それにまた首だけで返事をする。

私が完食した食器を横に置いて、何かかけるよとyukihiroさんは音楽を探すのに立ち上がった。選ばれたのは洋もののロック。だけどやかましくないエモーショナルなやつ。
戻ってきたyukihiroさんの手が額に置かれる。ひんやりしてとても気持ちがいい。
「やっぱりまだ熱いな。」

yukihiroさんはまた計画を立てれば良いと言ってくれたけど、やっぱり私は残念でならなかった。多忙なyukihiroさんのオフの日を潰してしまい、久々に外出する予定も台無しになった。
それ以上に、私はいつも終わりを恐れていたので次がある、と安心することはできなかったのだ。それは別れかもしれないし死かもしれないし何か他の要因かもしれない。大袈裟かもしれないがその時が来るまで一日たりとも無駄にはできない、そう思っていた。

目を開けると私は部屋に一人だった。隣にyukihiroさんの姿は無かった。まるで私の恐れが肯定されているようだ。
負の感情に飲み込まれそうになった時またドアが開いた。
「あ、起きてる。」
「ごめん。音楽かけながら風邪引いてる人見てたらアイディアが浮かんできてスタジオに行ってた。」
まったくこの人は…。
「風邪を引くことが制作の役に立つこともあるんだねぇ。」
病気で弱気になってネガティヴ思考に陥った事が馬鹿馬鹿しく思えてきた。
一日一緒にいると言ってくれたのにそれをあっさり破って、しかも病人を見ていてアイディアが浮かぶとは!!

気怠さはあるが熱は下がっているようだ。たくさん汗をかいたので早くシャワーを浴びたい。
「おふろ入ってくる!」
私はクッションを掴むと思いっきりyukihiroさんに投げつけてバスルームに向かった。