備忘録として。

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本籍入りの住民票と戸籍謄本を取ったので、

オカンが離婚した際にお世話になった弁護士に、

相続放棄手続きを依頼。

そして面談。

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クールビズ以来、ネクタイしていなかったけど、

さすがに着用。

午後から……

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某ソフィアのある街へ。

前にも行ったっけ?

オカンがメール占い詐欺に遭った時かな?

いずれにせよ弁護士と接見なんて、まあありがたい話では無いね。

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戸籍謄本。

繁々と眺めると、自分の出生届は父が出したんだな?(しかも期限ギリギリ)とか、

父の死亡時刻、死亡場所(施設の推測も……私のおそらく推測通り)とか、

ん!?死亡届は当日に姉自身が役所に??

普通、埋葬許可証と一緒に葬儀屋だろう?

9箇所骨折手術2日後の人が役所行くか??とか。

まか、紙っぺらだから冷静に見られるわな。

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基本料金+消費税+手数料(戻りは返金)

家にある、自分の思い出の品は相続資産とならないとやらで、

先方に会う事なく引き取りできるように交渉を依頼した。

父の資産?

聞かれたが知らん。

家(団地)は単独名義だから個人資産だが、

銀行は退職するまでキャッシュカードさえ使った事なかったし、

まあ、酒、女、ギャンブルの3点セットには縁がないから

おそらく負の遺産はないのでしょうと。

保険は山ほど入らされたのでしょうけれど、

把握もしていないだろうし、

前立腺がんの治療・入院にも特約が古くてNGだったでしょうと。

そんなんでも放棄で良いんですね?と念押しされたが、

思いは一つ

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早くあの家と縁を切りたい、それだけです。

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私自身、おそらく情に熱く、情に脆い。

でも、そこに付け込んで、何だかんだと危機を及ぼし、また気づかない姉、

そして父から続く、山奥の閉ざされた社会の男性家系の呪縛。

すべサヨナラだ。

依頼書にサイン。

連絡はメール、ケータイに。

裁判所からは家電(ケータイではない)に連絡があるかも?

また、先方の代理人(行政書士)?裁判所?からは、

父の最終資産清算金額(プラスでもマイナスでも)の書面が届けば終わりだとか。

形ばかりの領収書をもらい帰宅。

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疲れたー。

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人ひとり亡くなったというのに、何ていう感覚だろう。

ワンワン泣いて止まらない自分だったのに、そんな自分は微塵もない。

何だろう、この感覚は。

まずは早く縁が切れて、本当の安心な生活が得られるのか?

いや、後始末が済んだら、本籍地を移して跡形も無くなってこそ、

そほクレイジーな姉一家と縁が切れるんだな。

色んな意味で面倒な家系だ。

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長男である私が、如何なる理由であれ、

顔も見せなければ、関与もしない。

父一族には、さぞかし人手無しであったであろう。

何だろうね、この空虚な感じは。

ほんとうに。