投手
Sランク
出身地 北米
成長タイプ 普通
衰えタイプ 早め
初期値論評
右投げ投手という時点で若干不利な感じもするが
球威の初期値も高く、制球もＣ+であるが成長すればすぐに
Ｂに行きそうなのでそこまで気にする必要もなさそう。
ピンチと守備も地味に重要だがそこもＢ+と高め。
一番うれしいのが変化球が2種あるがいずれも初期値が高い。以前の記事で
「変化球は平均値が高ければ活躍できる」
という説を提唱したが（恐らく気のせい）
変化球のレベルが高い投手は右投げでも
そこそこの成績を収めるので期待ができそう。
ついでに昭和のエースなので多少の酷使が効くのか
スタミナＳなのに回復がＣである。
起用しての感想
期待はしていたが残念ながら即戦力というほどではない。
しかしながら1年目は途中加入ながら防御率3.60と右腕では異例の活躍。チーム全体が弱く捕手も育成途中だった環境もあったが高い能力の片鱗みたいなものを見た気がする。
二年目は制球に成長を見せたが成績は下降した。
まぁまだ育成中やし、と余裕のプレイヤー。
いや、本当にこのゲーム右腕ってだけで良い能力しても
微妙な成績になりますので気を付けてください。
3年目覚醒。
球威がＡに到達したのと捕手がＣリードがＡの袴田になったことも影響するだろうが成績が大幅に向上。4人ローテでも壊れないで戦い抜き25勝という文句なしの成績。完封試合も多く
チームで屈指の安定感を誇るエースに成長。画像をよく見ていただきたいのですが、防御率にソートしてバッキーの写真を撮っているのですが謎の活躍をした他チームの鳥谷部以外は左腕が防御率のランカーになっています。つまり左腕ゲーのこのゲームでもバッキーは超優秀な選手と言える。
4年目。3年目で上がり切ったと思った能力がさらに上昇。
勝ち星は減らしたものの防御率が右投手で2点台を達成。
ピンチや守備もＡに到達しますます隙がなくなっていく。
変化球もさらに矢印の先に引っかかるくらいに成長する。
Ｖやねん！
その後も毎年のように20勝弱の成績を残し続け無双していくバッキーは最多投球回を3年連続で達成していく。しかし防御率は下がるどころか30過ぎて衰えが始まる年齢にキャリアハイを達成。
しかしバッキー32歳、7年目にして早めのスピードで衰えが始まる。
それでも成績自体は落とすこともなくチーム戦力の充実による影響もあり15勝を下回ることはないまま年俸が16億円に到達する。
ある程度の能力が高いと衰えが始まっていてもゲームが作れるという持つべきものの戦い方ができるのはやはりＳランク選手なんだと再認識させられる。
結局ローテを守っていられたのはこの年まで
シーズンの終わりには見るも無残な能力になってしまった。
（画像では16年目ですが成績を取るためだけに残留してます）
キャリア12年 主力期間11年
通算196勝69敗
防御率3.50 奪三振1809
通算勝率.740
勝利と勝率、敗戦はチームの戦力にもよるので単純に比較できないが通算防御率が3.50は堂々たる成績。
まさにエースと呼ぶにふさわしい活躍ぶりでした。
編集後記
というわけで助っ人投手第一弾は
阪神史上最強の助っ人投手のバッキーでした。
実際のバッキーは
1962年に阪神にテスト入団。
1964年には29勝9敗、24完投 勝率.763
防御率1.89 200奪三振 という圧倒的成績を上げて
外国人投手初の沢村賞を獲得し阪神はリーグ優勝を達成。
この年はパリーグの覇者南海ホークスも
ジョー・スタンカという
ホークス史上最高ともいえる助っ人投手が活躍した為
助っ人日本シリーズという側面もあった。
1965年には巨人相手にノーヒットノーランを達成する。
ちなみに1963年にもノーヒットノーラン未遂をしている。
ナックルを武器に獅子奮迅の活躍をしていたが
1968年に巨人戦での乱闘で右手親指を骨折。
阪神を退団し近鉄に移籍したが今度は腰を痛めたことで
1969年は1勝も挙げられない0勝7敗の成績で同年で
現役を引退。
通算100勝80敗 通算防御率2.34
という2019年に引退したメッセンジャーでも達成しえなかった
100勝を達成している。
2019年9月に82歳でこの世を去る。引退後は教師、その後に牧場経営をしていたらしい。
ちなみ先述したスタンカは2018年にお亡くなりになった。
そしてスタンカも通算勝利数が100である。
昭和のプロ野球を助っ人の立場で支えた偉大な選手が
平成の最後と令和の最初でこの世を去るというのも時の流れを感じるものなんでしょうかね。と私の一文。
私的評価
3年目から戦力になり捕手が良ければ10年目までは
ローテ投手になれる。助っ人ではあるが加入年齢が25なので
実質社会人選手みたいなものと思えば素晴らしい選手である。
貢献度 A 成績に関しては孤軍奮闘の時期もあり
コスパ D 年俸が最高16億はきつい。しかし相応ともいえる
総合評価 A 日本一後のある程度資金があれば雇っても
問題ない。世界一達成に大きく貢献するだろう。