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国勢調査では、インドの人口はすでに12億人を超えており、トイレが設置されている住居に住んでいるのはまだ46.9%しかいない。仏AFP通信によれば、インドのおよそ1.3億世帯の家庭にはトレイがないのだ。
WHOとユニセフの最新報告では、インドの人口の58%を超える人びとが屋外で排泄をしており、世界で屋外排泄をする人口の5分の3を占めているという。インドのジャイラム・ラメッシュ農村開発大臣も、インドは地球の「どこでも排泄できる都」になってしまったと嘆き、1日累計1100万人が使う鉄道は「地球最大の屋外トイレ」になっていると言い切った。
インドで公共衛生分野の難題解決がうまくいかない理由は大きく2つある。まずは、公共衛生に対する投資が長年にわたって不足しており、衛生関係のインフラ建設が立ち遅れていることだ。
インド政府は2012年から13年に欠けての財政年度予算で、軍事費は前年比から17%増加しているのに対し、公共衛生や福利厚生関係の予算はGDPの0.34%に止まっている。インド各地には150万カ所の公衆トイレがあるが、経済の中心地であるムンバイのスラム街では、81人あたりに1つしかトイレがない。場所によっては273人で1つのトイレを共用している。(つづく)(編集担当:米原裕子)
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