いろいろあって、同じマンションに住む親戚の子供(小学6年生)の自由研究を手伝うことになってしまった。
自由研究で何かやりたいことも無さそうなので、ラジオを作っていろいろ試してみることにした。小学6年生だと、ゲルマラジオくらいが適当なのだろうが、残念ながらこのマンションでは電波強度がそんなに高くなくて、ちょっとアンテナ線を張ったくらいでは、ゲルマラジオは鳴ってくれない。
最小限の部品点数で、出来るラジオを考えてみる。
まずは事前準備である。
[1石トラ倹ラジオ]
ブレッドボードでちょっと組んで試してみるが、鳴らない。
鳴らなければ、仕方が無いので、次に部品点数の少ない回路で、3端子ラジオICを使う。
ラジオICにバーアンテナを付けると、今度は感度が良すぎる感じがする。いろいろ試して何をすれば一番よく聞こえるかを試したいのに、何をやっても良く聞こえたんではしょうがない。
バーアンテナはやめて、330uHのマイクロインダクタに交換してアンテナ線を出すことにした。
これでも小学6年生にしては高度なので、おじさんがかなり手伝って作ることになる。
いざ、本番!
まず道具の説明をして
部品を集める
作業の様子
手つきがかなりおぼつかない
で、おじさんがかなりの部分に手を出して完成
バーアンテナじゃなくて、短い電線だけでもわりと良く聞こえる。
親戚の子供も、ラジオから聞こえてくると、うれしそうにしている。
そうそう、そうやってラジオ少年になっていくのぢゃ。
あとはラジオをどこに持っていけばよく聞こえるのか?
アンテナ線をどうすれば良く鳴るのか?等
たくさん試して、やったこと、わかったことをまとめれば、自由研究の体裁は整うぢゃろう。
まぁ、学校の先生的にはこんなの自由研究とは言えない、とか言いそうだが・・・
でも子供の頃に訳が分からなくても、いろいろ試してみて体験することが将来のためになるのだと、おじさんは信じている。
「ちょっと、手を出し過ぎなんじゃないかニャ?」