前回の続き 。
セビーリャ滞在中の2月11日は、
サッカーの「スペイン VS イングランド」の日。
(だいぶ前の話ね)
馴染みのバルの店員に前々日に情報を教えてもらい、
チケットを買いに行ったが、あえなく売り切れ。
その場でダフ屋に、
定価10ユーロの倍の値段「20ユーロ」でどうだ、
と言われ、馬鹿な!と一蹴。
当日ダフ屋から買おうと思っていた。
甘かった。
まるで戦争。イングランド応援も半端なく怖い。
ダフ屋なんて大人気。
値段倍どろこか3倍4倍5倍以上になっている。
それでも観たいファンで周りはごった返し。
スタジアムからは応援の異様な声が。
観たい。
ダフ屋を探しまくっていたら、ついに接触成功!
定価15ユーロが60ユーロに。
何とか50ユーロまで下げる。
他の日にちではなく、本日になっているか。
破れていないか。 等くまなくチェック。
OK!。高いけどしょうがない。購入!
試合はもう始まっている。
席は、その場所から遠く、フーリガン付近の方。
怖ぇ~。
でも、しょうがない。
イングランドファンのふりをしようと、走りながら覚悟する。
いざゲートへ!
チケットを機会にインサート!
ブーー(機会音)
「ん?」
もう一度。
再度 ブーー。
「んん??」
係員 「ん~~。これダメ。」
我々 「なんで!?さっき買ったばかりだよ!」
係員 「これ、もう入場済みのチケット。もうこの席には人いるよ。」
まさか!?
やられた!!!
あんのっ、くそガキぁっ!!
と思っても、もう遅い。
ダフ屋の姿はどこにも無い。
こんな手口もあったのか。
最初の値付けが本物っぽい高さ(60ユーロ)
使いまわしチケットは知らなかった
この2点でやられた。
どうしても観たくて、お情けで入れてもらおうと、
ゲートで凹んだ表情で立ち尽くしていたら、
「邪魔だから向こうで落ち込んでいろ」と言われ、
2重のショック。
2人で100ユーロ。正直、手痛い。
気落ちしてる暇はない。
今宵はやけ酒だ。
しかし、
馴染みの店でも宿でも、
この話をすると笑い飛ばすのかと思いきや、
スペイン人は皆沈んだ表情になる。
「同じスペイン人として恥ずかしくて申し訳ない」と言う。
こんな意外なところで、僕らを感動させてくれる。
正直な話、強がりでもなく、
その表情とセリフだけでも100ユーロの価値はあると感じた。
素晴らしいよスペイン人。




