僕が学生時代の話ですが、
明け方まで飲んで、家に帰る前に
吉野家で腹ごしらえをしようとした時のことです。
店内には僕のほかに誰も客がいずに、
並盛を注文し、黙々と牛丼を食べていました。
少ししたら、1人客が入ってきました。
相当酔っ払っていて、しかもかなりヤクザっぽい人です。
イスにも荒々しく座り、店員の呼び方も
「おぉっっっっいっ!!!」です。
その割には、注文内容がすごく聞き取りにくく
「・・ぼそぼそ。 ・・・・ぼそぼそ」
って感じ。
店員も何度も「大盛ですか? 特盛ですか?」
の確認をしていました。
どっちの質問に対しても
「おっっっっ!!!!」しか言わず、店員も困り果てていました。
しかし、最終的には店員の粘りで「特盛」と判明。
僕も一安心です。
しかし、いざ店員が「特盛」を持って行ったら、
「てっんめぇっっっ! 誰が特盛なんか頼んだんだよっ!!」
『えっっっっっっ~~~!!?????』
「大盛だよっ!、大盛!!俺が頼んだのは大盛だよっっ!!」
その人が頼んだのは明らかに「特盛」です。
『怖ぇなぁ~』と思っていたら、
「おいっ! そこのあんちゃんも聞いてたよなっっ~?
おい、お前だよっ、お前っ!」
なんと、僕を見て叫んでます!
『うわぁぁぁ~、やっべぇぇぇ~!
確かに聞いてましたよ、
はっきり「特盛」って言ったの』
でもそんなこと言えるわけないし、でも店員の
『真実をお願いします』的な視線も気になるし、
どうしよう! って感じです。
「いや~~~、よくわからないです」
残念ながら、この言葉しか出ませんでした。
その男からは
「んっだよっっっ!!、使えねぇなっっ!」
店員からは
『裏切りましたね』的視線。
こんなことってあるのでしょうかっ!
僕はただ「並盛」が食べたかっただけなのに・・・。
世の中いろんな事があるもんです。