吉野家とチンピラと僕 | ただのツボ

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08年11月~09年4月まで、
世界旅行に行ってました。



僕が学生時代の話ですが、


明け方まで飲んで、家に帰る前に


吉野家で腹ごしらえをしようとした時のことです。



店内には僕のほかに誰も客がいずに、


並盛を注文し、黙々と牛丼を食べていました。



少ししたら、1人客が入ってきました。



相当酔っ払っていて、しかもかなりヤクザっぽい人です。



イスにも荒々しく座り、店員の呼び方も


「おぉっっっっいっ!!!」です。



その割には、注文内容がすごく聞き取りにくく


「・・ぼそぼそ。  ・・・・ぼそぼそ」


って感じ。



店員も何度も「大盛ですか? 特盛ですか?」


の確認をしていました。



どっちの質問に対しても


「おっっっっ!!!!」しか言わず、店員も困り果てていました。



しかし、最終的には店員の粘りで「特盛」と判明。



僕も一安心です。




しかし、いざ店員が「特盛」を持って行ったら、


「てっんめぇっっっ! 誰が特盛なんか頼んだんだよっ!!」




『えっっっっっっ~~~!!?????』




「大盛だよっ!、大盛!!俺が頼んだのは大盛だよっっ!!」




その人が頼んだのは明らかに「特盛」です。



『怖ぇなぁ~』と思っていたら、



「おいっ! そこのあんちゃんも聞いてたよなっっ~?



 おい、お前だよっ、お前っ!」



なんと、僕を見て叫んでます!



『うわぁぁぁ~、やっべぇぇぇ~! 



確かに聞いてましたよ、



はっきり「特盛」って言ったの』



でもそんなこと言えるわけないし、でも店員の


『真実をお願いします』的な視線も気になるし、


どうしよう! って感じです。




「いや~~~、よくわからないです」




残念ながら、この言葉しか出ませんでした。




その男からは



「んっだよっっっ!!、使えねぇなっっ!」



店員からは


『裏切りましたね』的視線。




こんなことってあるのでしょうかっ!


僕はただ「並盛」が食べたかっただけなのに・・・。


世の中いろんな事があるもんです。