先日、夫のメガネを引き取りにコストコへ行った。そうそうサーモンと玉子も買わなきゃと思い、お店の奥へ入り込んで行く。そして案の定、いろいろ買ってしまう。コストコマジック。


野菜と果物、ナッツ類、冷凍食品、ローストチキン、デニッシュ、夫のインナー。そして牛タン。


その牛タンは1キロほどの塊で、真空パックされていた。1キロで20ドルなら悪くないなと特に気にせずカートに入れた。その時の気持ちを振り返るなら「半解凍で薄くスライスして焼肉にしよう♪」と、そんな程度。帰って冷蔵庫に入れるついで、何となくじっくりとそれを見てみる。


昆虫とか魚の内臓処理とか、そういうのは全く動じない人間なのに、さすがに萎縮してしまう。あ。どうしようか。


と同時に、どこかでよく聞くフレーズ「命をいただくということ」が頭をよぎる。


アメリカに来てからというもの、時々感じるその感覚。スーパーに売っている巨大な骨つきの塊肉とか、ハンター用の銃のチラシとか、ハラル処理されたものしか食べない知り合いとか。


日本で普通に暮らしていると、こんなにリアルに命を感じることはなかった。それが良いことなのか悪いことなのかは分からない。ただ、時々感謝をして、残さず食べなければならないなと思った。


ちなみに格闘してスライスした牛タンは本当に柔らかくて脂がのっていておいしかった。ごちそうさまでした。