Joe's cafe

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見たこと、感じたことを、気ままに書きます。

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久し振りの書き込みである。


時間がなかったわけではないけど、文章を考える余裕というか、やる気というか、そういったものがなくて書かなかったのです。


今日は僕の好きな海外ドラマについて書く。


僕は小学生の時分からNHKで夕方6時から放送されていた海外ドラマを見ていた。


あの頃に放送されていた海外ドラマは、僕が多感な頃だったからかも知れないが、心にグッとくるものが多かった。


しかし20年経った今でも、客観的に考えていいドラマが多かった。


ここでは各ジャンルのマイベストを挙げてゆく。



まず「青春編」。


これは何といっても「素晴らしき日々 The Wonder Years」である。


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このドラマは1992年から1995年までNHK教育で放送されたアメリカABC製作のドラマである。



1960年代後半から1970年代前半に幼少期を過ごした主人公ケビン・アーノルドの日常生活を、大人になった本人のコメントを交えながら描いた作品である。


まず、オープニングテーマから素晴らしい。


Joe Cockerの歌うビートルズの「With a Little Help from My Friends」が涙を誘うのである。


ドラマの内容やシーンの撮り方、そしてそこに使われる名曲の数々(おかげで著作権の問題からDVDに出来ない)のセンスが抜群であった。


これ程素晴らしい青春ドラマは今後出来ないのではないかと思う。





次に「ファミリー編」。


やはりここでは「Full House」以外に挙がるものはない。


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1993年から1997年にNHK教育で放送された。


背景には、3人の子供を残して母親が事故死したという悲しい設定があるのだが、父ダニーが義理の弟ジェシー・親友のジョーイの協力を得ながら、様々な困難を乗り越えつつ慎ましくも温かい、笑いあり涙ありの物語を見せてくれるのである。


このドラマの素晴らしさはここでは語りつくせない。


これ程までに良いファミリードラマは、後にも先にもないだろう。

(ちなみに最近になって彼らがtwitterに書き込みをしている事を知り、僕は嬉しさを隠せずにいる)。





続いて「職業編」。


これはやはり僕の進路にも影響した「ER 緊急救命室」である。



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1994年からNHKで放送された、おなじみの医療ドラマ。

マイクル・クライトンの「5人のカルテ」が原作である。


作者は「アンドロメダ病原体」や「ジュラシックパーク」等の原作者で、ハーバード大学医学部を卒業した医者でもあった。

残念ながら2008年11月に亡くなった。


実際の病院をスタジオにステディカムを使って撮影したこのドラマは、リアリティに溢れる素晴らしい出来であり、中学・高校時代の僕は強く憧れを抱いたのだ。


小児科医役のジョージ・クルーニーが抜群にかっこ良かった。





そして「コメディ編」。


これはダントツ、「ダーマ&グレッグ」である。


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1999年から2002年にかけてNHK総合で放送された。

毎週土曜日の深夜枠であったが、毎回欠かさずに楽しみにしていた。


背景は現代のサンフランシスコで、ヒッピーに育てられたダーマと、上流階級の厳格な家庭に生まれたグレッグが、出会ったその日に結婚してしまう物語である。


環境の全く異なる二人が、異なった価値観を持ちながらもポジティブに明るく暮らしてゆくコメディで、ダーマ役のジェナ・エルフマンの演技(というか素かも知れない)、戸惑いながらも歩み寄る夫のグレッグ、その周りを取り囲む双方の両親との関係などが抱腹ものであった。


残念ながら2001年の9.11.同時多発テロがきっかけで製作が打ち切りになってしまったが、これは是非とも続けて欲しかった。



以上、好きな海外ドラマについて書きました。


プロレタリア文学の代表作の一つである。


しかし、これもまた恥ずかしながら読んでいなかった。

中学生の時に友人が勧めてきたが読まなかったのだ。


それを先日見かけ、ついに買って一晩で読んだ。



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この小説に主人公はいない。出稼ぎの貧しい労働者達が蟹工船(蟹を捕り、そのまま船上で缶詰に加工する船)に乗り込み、安い賃金で労働を強いられる。


劣悪で過酷な労働環境・安い賃金に不満を抱いた労働者達は次第にストライキを起こすようになり、ついには改善を求めて奮起・闘争する。


僕は社会主義・共産主義についてはこの場で意見を述べられるほど詳しくないが、1920年後半の共産主義思想弾圧の時代に、これだけ露骨な変革への提言をするのは決死の覚悟だったはずだ。


実際に1925年に制定された治安維持法の下、作者の小林多喜二は1933年に特別高等警察に捕らえられて、拷問の末に29歳で殺されてしまった。


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ドキュメンタリーとか映画の中でしか知らないけど、社会主義とか共産主義とかの話になると、こういう「弾圧」「拷問」「隠蔽」といった暗くて恐ろしい話がどうしても付きまとうのだ。




そして、この作品は最近になってブームになり、映画化もされたようだ。



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ブームの理由が不況や非正規雇用者の増加などと関係があるのかどうかは知らないが、今の日本においても「搾取する側」と「される側」は必ずいて、「される側」は「する側」に対していつも不満を抱いているのだろう。


現代にこの蟹工船を映画化するのは決して危険なことではないが、当時に危険を承知でこの作品を発表した小林多喜二の勇気には感服する。


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とても気持ちのいい映画であった。




正直、あまり期待していなかった映画だったのだ。

ポスターは月並みだったし、紹介のあらすじもさえない様に見えたからだ。


でも違った。




この映画は2005年公開のニュージーランド・アメリカ合作映画で、主演はアンソニー・ホプキンス。




1960年代に、ニュージーランドの片田舎の町に住む老人バート・マンローが、長い間改造を続けた愛車のインディアン・スカウトに乗り、アメリカのユタ州で開催される大会で300km/hrという、現在も更新されていない記録を打ちたててニュージーランドへ帰るまでの物語である。


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バート・マンローは、当時63歳である。




年金暮らしで資金が少ない為、バイクの部品も自分で作る。渡米するのも船でコックをしてただで乗せてもらうのだ。大会でも、速度が出るようにタイヤをナイフで削ってひび割れには靴墨を塗りこむ、といった具合である。しかも、狭心症を患っており、いつも硝酸剤をポケットに忍ばせている。




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しかし、大会では審査員や周囲の参加者の期待を大きく裏切り、最高記録を樹立する。



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物語の詳細は観てからのお楽しみだが、主人公バートの底抜けにポジティブな思考と、細かい事を気にしない朗らかな性格、そして記録への尽きない熱意、周囲の人々に接するその様子を、アンソニー・ホプキンスがとても上手に演じているのである。



終わった後に気分のいい映画に、久し振りに出会った。


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