映画好きを自負しながらも、恥ずかしいことにこれまで名作「グラン・ブルー」を見たことが無かった。
レンタルショップで見かける度に、次はこれを観ようと思いながら観ないままになっていたのだ。
しかし、この度ついにレンタルショップGEOで借りて観てみた。
「グラン・ブルー」は、1988年に公開された、リュック・ベッソン監督の仏・伊合作映画である。
ギリシアの港町で育った主人公ジャックとエンゾ。
成人後、フリーダイビングの世界チャンピオンとなったエンゾは、遠方からジャックを呼びよせ、選手権で勝敗を争う。
幼少期のシーンは白と黒のモノトーンで海中の美しさが描写されており、成人後の世界は地中海近辺独特の色彩を余すところなく表現していて、「いいぞいいぞ」と思いながら観ていたのである。
しかしだ。
中盤のフリーダイビング大会での日本人の描かれ方があんまりだったのである。
日の丸の全身タイツのようなユニフォームを着た数人組みの日本人チームが、掛け声と共にそろって駆け足で登場して、潜水直前の呼吸法で過呼吸になり気絶して搬送される、というひどいものであった。
がっくりである。
あれがなければ、最後の方の抽象的なシーンもそれなりに観る事が出来たかもしれないのに
やはり日本国民としてあんな風に描かれたのでは、この映画を評価する事はできない と強く思うのである。
他人を笑いものにして平気でいる奴は、嫌な奴なのだ。
この映画を観て、「すばらしい」と言っている日本人は、
本当に純粋に客観的に映画の評価が出来る人か
笑いものにされることに快感を覚える変態の人か どちらかだろう。
まあ、描写は確かにきれいです。
ジャックやエンゾ、エンゾの母のキャラクターも演技もすばらしいです。 イルカも素晴らしい。
でも、使われている音楽はドラムが利き過ぎていて古臭いし、 エンゾの死だってまだまだ救うことは出来た(つまりジャックが殺した)し、 ジャックはジョアンナの気持ちを無視して海で泳ぎすぎだし。
いまいちでした。
フランス人は日本文化への理解が深いと思ってたのに、リュック・ベッソンってやな奴だな。






