『スノードロップ』
代表種:ガランサス・二ヴァリス(和名:マツユキソウ)、
ガランサス・エルウィジー等。
学名:Galanthus L. 開花期:2~3月
ヒガンバナ科ガランサス属。
PIXTA https://pixta.jp/illustration/73648787
ヨーロッパ~コーカサス山脈原産の、山野草です。
物語「森は生きている」に登場する花。
日本でもアニメや演劇で知られる「森は生きている」は、ロシアに伝わる物語。
とある国の王女様が図鑑を見て真冬に「マツユキソウなんて可愛いのほしい
」
とわがままを言いだした為、懸賞金をかけたお触れが国中に出されます。
主人公の少女は意地悪な継母に言いつけられ、雪の中マツユキソウを探しに森へ。
そこで不思議なことを目の当たりにするのでした…。
イギリスの農村等、国や地域によっては、
亡くなった人に手向ける花、という捉え方もあるらしいですね。
イラストAC スノードロップの妖精
また別の地域では、修道院の庭でよく育てられていた花で、
キリスト教の祝日「聖燭祭」にまつわる言い伝えも。
この日にスノードロップを一杯摘んで持ち帰ると家が清められる、
と言われています。
この様に言い伝えや伝説等は様々ですが、どれも神秘的です。
参考記事。出典:Wikipediaよりスノードロップ
花言葉は「希望」「慰め」等がありますが、
漫画[小さなお茶会/猫十字社]コミックス4巻の中では、
「まさかの時の友」としてこの花が登場しています。
出典:蒐集匣より引用
ぷりん奥さんが幼い頃離ればなれになった親友の女の猫(こ)、
“ぺぺろみあ”の記憶が蘇ります。
個人的には「まさかの時の友」という花言葉は、
イレギュラーな感じがするので、
かといって「慰め」はポピーの印象があるので、
スノードロップには「希望」がしっくり来ます。
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