ロバート・ベイリー著吉野弘人訳’20年1月小学館刊。  473頁

 シリーズ2冊目です。  話は前作から引き続き出てくるものがいてどうなるのかと思う。  アメリカで悪名高いクー・クラックス・クラン(KKK)誕生の地。  テネシー州プラスキ。  ここで弁護士をしているポーセフィス(ポー)・ヘインズがメイン。

前回も出ておりました。  父親がKKKによって45年前に殺された。  本人は5歳の時。  覆面をしているが、声に聞き覚えがあるものが居た。  当時子供の証言だというので採用されず、大人になって証拠を探していた。  その声の主が殺され、しかも父親と同じ木に吊るされて。  しかも犯人はポーだと。  状況証拠が。  散弾銃や車が。  仲間であるトムとリックが弁護をする側に。

 相手側には前作からの始末屋ジムボーン(ボーン)・ウィーラーが。

 結末はアッと驚く事実が。  それは読んでからのお楽しみ。  前作を読んでファンになったという林家正蔵師の解説もあります。