スプートニク日本によれば,「ウクライナでは西部、及び南部の国境から国外へ脱出しようとする兵役年齢の人数が連日、100人を超えている。ウクライナ国境管理局のマトヴィチュク局長が発表した。局長によると、これは拘束に成功、または逃亡が発覚した人数だけだという。そのため、実際に逃亡している国民の数はこれを大きく上回る模様。」という。

 

 特に若者を死なせてはいけないが,ゼレンスキーはウクライナの降伏を「直ちに表明すべきである」。「停戦」ではなく「敗戦」宣言である。欧米や欧州議会から反発の声が出るが,それにも拘らず,多くのウクライナ国民を救うべくゼレンスキーは最後の降伏宣言を出すべきであろう。そして多くの声明を救うべし。今さら自国民を殺しても精神的安定さは得られないだろう。朝堂院大覚総裁も精神の安定が大事であることを説いておられる。ウクライナの同胞を早く救ったらどうだろうか。岸田政権も中国やロシヤやサウジアラビアあるいはイランを敵国にして軍事制裁をされるままになろうとしている。これは岸田政権と官僚の罪である。大罪である。

 現在,東京都に政策はない。岸田政権が変れば少子化対策も大いに変わる。8年前は出生率が1.42あったものが今年度には0.89まで下がった。都が従順に政府に従ったからである。天下り官僚の罪は重い。

 東京都の財政はかなり大きいのだから,沖縄のように財政の締め付けで苦しむことはなかったはずだ。コロナ対策でも有効な対策が打てたはずである。また貧困対策としても大きな財政を利用して家賃を安くする政策も打てたはずである。なぜそれをやらなかったのか。天下り官僚と都政の無策ぶりは目に余る。

 ウクライナ紛争は10年以上続いているのだから早くに降伏し,大切な命を救うべきである。しかし停戦ではない。停戦は交渉を長引かせる。長引けばまた戦いが始まり戦闘意欲のない若者が逃げ出すだろう。逃げたいものはわいろを渡し人身の荒廃を招くだろう。ウクライナは音楽の都でもありアフリカからの留学生も多かったと聞く。とくにピアノ音楽では優れた音楽家が輩出してきたと聞いている。私はユーゴスラビアで画集を買ったがいつまで観ても飽きない絵がずらりと並んでいた。キエフ公国からの文芸が盛んであったキエフとユーゴスラビア。文化交流も盛んであったに違いない。

 文化の香りがしないアメリカ軍が世界に展開していることを悲しむ。特にバクッドの博物館は有名であり各地の文物が収納されていた。それがイラク攻撃によって博物館は破壊され文物は持ち出されて行方不明となった。キエフも同じ。美術の価値も分からないネオ・ナチがキエフを支配している。オデッサでも同じ。文明の破壊は戦争と利権構造の上になされる。軍産複合体の利益のために世界の各地の遺跡が破壊された。文物が破壊された。

 軍産複合体が送った兵器が今,ウクライナで破壊されている。文化芸術を重んじるロシヤの精密誘導弾で軍産複合体の兵器が破壊されている。フロリダ沖にはロシヤの原潜が現れた。すでにツボレフ180型機ベネスエラ沖に現れ,CTNTOCOMのあるフロリダ司令部を脅かしていた。アメリカはキューバ危機と同じ危機あるいはそれ以上の危機を感じているに違いない。しかしそこはポーカーFace.何事もなかったかのようにゼレンスキーに対して命令を下して和平の邪魔をしている。

 しかし日本が変れば,G7から落ち零れればG6は劇的に変わるに違いない。すなわち”熱烈歓迎 日本没落”。”政権交代”あるべし。

 アフリカから引き上げる米兵