久しぶりにNHKドキュメンタリを観た。題して「1990年大英博物館 第3集 われ”人間”を刻めり ~ギリシャ パルテノンの栄光」。一度訪れた限りで再訪となっていない。しかし思い出は深い。オレンジジュースは特に美味しかった。オリーブオイル料理に旅行期間中鳴いていた若い女性たちがいたが,こちらはそれほどお上品でないので何でも食べた。おそらくオリーブオイルは現代のように製錬されていなかったのであろう。また「雷文」は印象深い。アテネから帰ってくるとき,思い出にネクタイや半袖シャツを買った。シャツの襟模様を見たら「雷文」があった。当時はもちろん「雷文」という言葉は知らなかった。ただただ中華ラーメンのドンブリの模様と思っただけ。しかしなぜギリシアに中華模様があるのか。

 星霜60年。「1990年大英博物館 第3集 われ”人間”を刻めり ~ギリシャ パルテノンの栄光」を観ていたら,「雷文」という言葉が出てきた。民俗学初歩を勉強し始めて3年にもなる私には耳慣れた言葉である。驚くに当たらない。

 

    

                 女性はモデルだろう。衣装はタタール族。 対してギリシア人やスパルタクス人は裸体

 

ギルガメッシュ: