カルナック神殿☆④ オベリスク | meのtabilog

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me大興奮のカルナック神殿の大列柱室の先、第3塔門を越えると・・・(・∀・)/


トトメス1世のオベリスクが見えます。


どど~ん!!


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あらら、こちらは崩れていますね・・・。


現地ガイドさんは、地震で崩れたと言っていました。



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そして、第4塔門と第5塔門の間に・・・


どーんっ!


と、現れたのがハトシェプスト女王のオベリスク(・∀・)/



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母、ハトシェプスト女王を恨んでいたトトメス3世は王位に就いたのち、母が残したレリーフやカルトゥーシュを徹底的に破壊しました。


このオベリスクは、神官たちの諌めによって何とか破壊を免れたそうですよ。


その代わり、王の目に触れないように高い壁で囲われていたため良好な状態で保存されると言うなんとも皮肉な結果になったそうな・・・。



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もしやコレがその壁~?



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対になっていたオベリスクは、聖なる池の近くにあったコレかな~。


ハトシェプスト女王のオベリスクは、アメン神と父トトメス1世に捧げたもので、その高さは29.56m!!


エジプト国内に現存するオベリスクとしては最大だそうです(・∀・)/


重さはナント!300トン以上ヾ(@°▽°@)ノわー


アスワン産花こう岩の1枚岩ですよ! 当時は、こはく金で覆われていたとか。



そんな石柱を建てた方法を聞いたけど、これまた凄い!


もちろん人力で引っ張ったんだけどね(笑)


石柱と同じ高さの砂を盛った丘上に引っ張りあげ、これまた石柱と同じ高さの穴を開けた壁で囲い、垂直になるように石柱を起こすと・・・


重さで石柱は沈み、代わりに壁の穴から砂が押し出され、見事基礎の石の上に設置完了☆


という仕組みだそうですよ~(°∀°)b


なんだか、果てしない作業だけど。


しかも、石柱自体も地面から切り出しながら、彫刻しながら作ったわけですよ。


誰がどれだけの作業を行ったのかは分かりませんが、昔の人は凄いよね。


凄いなんて、浅すぎる言葉だけど・・・本当に凄い(iДi)


これが3500年も前から立っていたんでしょ~



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そんな思いを込めて、ハトシェプスト女王のオベリスク付近から振り返ってみると(・∀・)/


トトメス1世のオベリスクと、大列柱室と、3500年後の人々が見えます~♪


詳しい歴史は、ちっとも知らないmeですが・・・(/ω\)恥


なんとも感慨深いものがありますねぇ~。 なんちゃって。