- 人生の指標として、
「人生は選択と決断の連続」ということが書かれていて、とても深いお言葉だなと思った。確かに、その選択や心の決断がその後の生き方にもつながっていくし、その原点を意識してみることは有意義な選択をすることができることにつながるかもしれない。
「職業選択だけが自己実現の場ではなく、職業は「手段」である。」というお言葉は、これから就職する自分にとってはとても心強いというか、参考になる考えだと思った。日々なんとなく過ごしていると、どうしても就職がゴールだと錯覚しそうになる時がある。そんなときは就職した後、つまり入社式を終えた後の自分をできる限りリアルにイメージするようにしているけれど、なかなか常にというのは難しい。周りやメディア、親や友人の意見を丸呑みしてしまいそうになるけど、自分のキャリアは自分だけのものだ。もちろん家族ができれば優先順位としての変化は生まれるかもしれないが、全てを満たすための努力は惜しんではならないと思う。
”本物に触れる”という点では、紹介された井伏鱒二さんの『珍品堂主人』という小説を読んでみたい。
友人にもやたらブランドとか高いもの好きな人がいるけれど、きっと雰囲気だったりは本物じゃないとわからないこともあるということなんだろう。こういう精神は大切にしたいと思う。なぜなら本書にも書かれていたけれど、本物に触れる機会を作っておかないと、ニセモノと見分けがつかなくなるからだ。人生は選択と決断の連続だからこそ、その選択の質を高めるためにも本物を知り、見て、確かめることは必要だと思う。
仕事と家庭については、なかなか大成している人がいないような気がする。ものすごい仕事ができているかと思えば、家庭が崩壊・または無い状態だったり、家庭がとても賑やかでも、仕事で成功しているとは言えなかったり・・・。
これに関しては価値観の問題だし、何が正解でも無い。だから難しいんだろうな。
60代でも社会人学生として学んでいる著者はすごい心の持ち主だ。キャリアデザインサークルという形で、学内にも還元されている。
大病を乗り越えての人生観は、僕自身にも勇気と希望を与えてくれた。
人生のお手本の一つとして大切にさせていただきたい本の内容でした。
道草してキャリアデザイン―過去は変えられる/坂巻 美和子
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