実家にいる間に読めるだけ読みたいと思っていたが、それは難しいらしい…。
「東京バンドワゴン」シリーズも読み直してる途中だったが…。
「ラブ・ミー・テンダー」は本編では既に故人の秋実さんと我南人さんとの出合いを描く…。
堀田家の人達から「太陽のような存在だった」と言われている秋実さんは本編では本編ではあまり描かれることはなく、謎の多い存在なので本作で彼女がどういう人だったのかを少し知ることが出来て良かった。
秋実さんの実の母親の秋実さんへの愛情にも泣いた。
我南人さんは本編での還暦を越えた姿も好きだが、四十年前から中身は変わっていないというか…
素敵な心の持ち主だから若くてそれならモテるだろうなぁと…。
あと真面目な話をする時等、時々口調が普通になるのも面白いなと…(勘一が英語で話す時に江戸っ子口調から騎士みたいな話し方になるように…)