世の中の常識と戦え!記憶力は20歳から衰える!? | 斎藤社労士事務所

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代表のシャイとうさんが興味あることを記録しています。

世の中には根拠のない情報がたくさんあります。

そのひとつに「20歳を過ぎると記憶力は低下する」というものがあります。

 

僕も勉強を始めたとき、みんなからそのように言われました。

20歳を過ぎると、記憶力は落ちるから、勉強なんてしても無理だと言われたものです。

僕は21歳になるちょっと前に勉強を始めたので、

完全にその根拠のない説をくつがえしたことになると思いますが、いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

確かな記憶はしていないのですが、

上智大学名誉教授の故渡部昇一先生だったよう思いますが、

年齢を重ねれば重ねるほど記憶力が増していると仰っていたように思います。

 

僕もこの意見に同感です。

 

は大学に入学してから、司法試験を勉強して、社会保険労務士試験を勉強して、

自営業となったあとも勉強していると記憶力はどんどん増しているように思います。

ある時ある場面であの人があういうことを言っていたということまで記憶していることもあります。

 

20歳になると記憶力が衰えると言われる理由は、

僕の思うところによると、

20歳を過ぎると勉強をしなくなる人が急増するからだと思います。

 

もし人間が20歳を過ぎた頃から記憶力が低下したら、

法試験や国家公務員などは誰も合格しなくなると思います。

こういうとある人は、そういう人はもともと頭が良いから

あまり衰えないんだとわけの分からない理屈を言ってくるものです。

 

どうして20歳を過ぎると勉強をしなくなる人が急増するのか分かりませんが、

僕の思うところによると、世の中が年齢を一区切りにして構成されるからだと思っています。

 

例えば、中学1年生の学年は13歳、高校1年生の学年は16歳、

大学1年生の学年はは18歳となんとなく年齢で区切られているおり、

その区切りごとに勉強することが決まっているのです。

 

そういう区切りの一つに

「20歳はもう大人だから、机に向かって勉強しなくて良い年齢だ」

という区分があるように思われます。

30歳には結婚して子どもを養っていなければならないというようなものもそうなります。

 

こういう区切りは、国家や親が、

国民や子どもを育てるときにはめちゃくちゃ便利なシムテムなんです。

 

例えば、13歳である一定の知識がなければ、あまり良い言葉ではありませんが、

智恵遅れというラベリングができ、

普通の学校は無理だから違う学校へどうぞとできるシステムなんです。

 

僕は、こういう社会のなかに何となくある、年齢による区切りにはずっと疑問がありました。

小さな頃から、個性重視の教育とは言うものの、

実際は年齢ですべて分けられているじゃないかと思っていました。

僕からしたら18歳で中学生の勉強をしても良いと思います。

50歳、60歳、お婆ちゃんやお爺ちゃんになっても中学校1年生の勉強をしても良いと思います。

 

記憶力とか知識というものは使えば使うほど増えていくものだと思います。

 

例えば、インターネットのコミュニケーションツールにラインというものがあります。

このラインが使いこなせればスマホでのメッセジャーも使えるし、

カメラの機能も使えるようになるし、

少し触り方を覚えれば他のアプリもすぐ使いこなせるようになります。

 

ひとつの知識が他の分野でも転用できるようになるのが

人間の知識の素晴らしさだと思います。

 

勉強もこれとまったく同じところがあって、

数学が分かるようになると読解力があがったり、

歴史ができるようになると現代文ができるようになったりします。

どんどん知識がつながってくるから記憶力も増してくるのです。

 

もしいま20歳を過ぎており、

記憶力に自信がないと思っているのなら頭を使っていないだけですので大丈夫です。

頭を意識的に使えば、30歳、40歳、50歳それ以上になっても

使えば使うほど能力は高まってくるはずです。

 

まったく勉強をしたことがないなら、

僕が実践してきた勉強法を取り入れてみてください。驚くほど頭が良くなります。

 

世の中で言われている頭の良い学校や、

難しい国家試験というものは時間との勝負だけなんです。

18歳までにどれだけ覚えたかだけの試験なんです。

その時間との勝負に勝てない人は、

バカだアホだと言われながら成長していくので余計落ちこぼれてしまうのです。

このことに気付けば、20歳を過ぎてからの時間はたくさんありますので、

自主的に勉強していけば良いだけです。

 

 

つづく