四面楚歌という言葉を知る | 斎藤社労士事務所

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代表のシャイとうさんが興味あることを記録しています。

四面楚歌(しめんそか)という四字熟語をご存知でしょうか。

 

四面楚歌とは

「まわりすべてが敵ばかりで、味方にするものが一切ない」

という意味です。

 

 

 

 

 

受験勉強を始めようと思っていた頃

フリーターの友達から、よく言われたことは次のようなことです。

 

 

友達

・・

大学なんて行って何になるの?

 

 

斉藤

・・

勉強したことないからやってみようと思う。

 

 

友達

・・

大学行ってやりたいことあるの?

 

 

斉藤

・・

特にないけど、大学に行く勉強をしてみたい。

 

 

友達

・・

ずっと一緒にフリーターやろうよ。そんなの裏切りじゃん。

 

 

斉藤

・・

裏切りって・・・

 

 

 

本当の裏切りとは、明らかに意味が違うのですが

このようなことを言われることってあると思います。

 

例えば

 

小さな不良グループから足を洗うとき

小さな会社を辞めるときなど

 

裏切り者という言葉を浴びせられることがあります。

僕もフリーターの友達から「裏切り者」の言葉を投げかけられました。

 

裏切り者と言う人は、僕を裏切り者と思っている訳ではなく

そういう言葉しか見つからないので、その言葉を使うのですが、言われたほうは傷つきます。

 

僕はその時、この人たちのところには帰れないと決心がつきました。

 

 

勉強を始めると実家に戻ってきたら

母親が僕の高校の同級生の親に

僕が帰ってきたと言いふらしました。

 

そして、次のような会話がなされたようなのです。

 

 

母親

・・

ウチの子が、20歳を過ぎてから大学受験の勉強を始めた。

 

 

同級生の親

・・

えー!

いまからやったって無理よ。

あなたの家庭が甘いのよ。

 

 

このように言われた母親は僕にこう言いました。

 

 

母親

・・

あんたが甘いからよ。と言われた。

 

 

 

僕はもう誰にも頼らないで結果を出そうと思いました。

子どもが、やる気になっているのに、やる気を無くさせる様なことを言うのは

ある意味で親の仕事なのかもしれません。

 

一般の家庭でもこういうことはあると思います。

例えば、音楽が好きで、将来はピアニストになりたいと、子どもが言い出したら

 

「音楽なんかで飯が喰えるか!」

 

という大人はかなり多いでしょう。

飯が喰えるか、喰えないかは大人の事情です。

そんなことやってみなければ分かりません。

 

こういう軽はずみなことを言って

子どもたちの将来を踏みにじる大人たちは結構多いような気がします。

 

受験を始めた頃は、四面楚歌という言葉なんて知りませんでしたが

漢文とかで四字熟語を勉強すると、四面楚歌っていまの俺の状況だよなと思いました。

みんなが敵に思えてきたのです。

この四面楚歌のときに僕はこう思いました。

 

フリーターで何が悪いのだろうか。

僕はフリーターをして、岩ちゃんと知り合い

岩ちゃんから勉強しみないかと言われ勉強するきっかけをもらった。

岩ちゃんは、悪いこともしてきたかもしれないし、世間でも評判は悪かったかもしれない。

でも僕にとっては、人生の先輩。

変われるチャンスをくれた大きな存在。

だからどんなことがあっても岩ちゃんのために結果を出そう!

 

 

これは、僕が受験期間中ずっと胸に秘めていたことです。

 

岩ちゃんのためにも絶対に合格すると!

 

 

 

つづく