東大なんて半年で入れる!! | 斎藤社労士事務所

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代表のシャイとうさんが興味あることを記録しています。

大学を受験したことのない人は

日本で一番難しいと言われている東京大学に合格することが

どれだけ大変なことかを知りません。

東大でなくても、早稲田、慶応、上智、MARCH、日東駒専など

名前を聞いたことのある学校のレベルの高さを知らないものです。

 

 

 

 

例えるなら、ゴルフをやったことのない人が

 

あんな止まっているボール簡単に当たるだろ!

 

と思ってしまうのと同じです。

 

それで実際にクラブを振ってみると、全然ボールに当たらない。

空手でも、ギターでも、野球でも、どの分野でもエキスパートは

簡単にやっているように見えますから

やったことのない人には簡単にできるだろうと思ってしまうものです。

 

大学受験においては、僕もまったくこのように思っていました。

 

僕が、大学に行ってみようと思ったときに

高校の同級生で一番優秀だったT島君に電話をして

こんな会話をしたのを覚えています。

 

 

斉藤

・・

これから勉強して大学に行こうと思う。

 

 

T島君

・・

なに学部に行くの?

 

 

斉藤

・・

学部ってなに?

 

 

T島君

・・

大学は学部がって自分で授業を選択するんだ。

 

 

斉藤

・・

高校みたいに時間割があるわけじゃないんだね。

 

 

 

僕は、大学というところが何をしているのか、

何をしに行くところなのかさえも知らなかったのです。

 

カリキュラムとか言葉は聞いたことがあるけど

基本的には時間割が決まっていて

勉強する内容も決められていると思っていたのです。

 

東京大学が日本で一番良い大学であるということは知っていましたが

そのレベルを知らないから、

本気で勉強すれば半年で東大に入れるだろうと思っていました。

 

 

僕が、大学受験の勉強を始める少し前に

日本テレビの「進ぬ!電話少年」という番組で

東京大学出身のケイコ先生が、お笑いタレントの坂本ちゃんに勉強を教えて

東京大学に合格させるという企画がありました。

 

かなり無謀な企画だと思うのですが

テレビを見ている人は

坂本ちゃんがどれだけやるのか毎週楽しみに見ていたと思います。

 

ひょっとしたら東大に合格するのではないかと

期待を持って見ていました。

 

実際に、坂本ちゃんは少しずつ勉強ができるようになり面白い番組でした。

 

その影響もあってか

勉強はすぐにできるようになるみたいだから

僕ならすぐ合格できると思っていました。

 

 

東大なんて半年で入れる!

 

 

2020年現在は、少子化により大学は入学しやすくなりました。

 

しかし、誰もが知っている東京大学、京都大学、一橋大学などは

今も昔もその難しさは変わりません。

 

所謂、官僚や政治家と言われる

エリートたちが不祥事を起こすと物凄い勢いでメディアは叩きます。

 

不祥事そのものは

とても残念なことだとは思いますが

 

彼らがそうせざるを得なかった背景や組織の仕組みも

考慮してあげるべきだと思います。

 

僕が、社会に出てから知り合った

所謂、高学歴でエリート層といわれるような方々は

とても真面目で実直な方ばかりです。

 

幼い頃から、勉強をできる環境にあったことに感謝できれば

大人になってももっと貢献しようという気持ちになれると思います。

 

優秀な彼らの能力をもっと生かせる場があれば日本はもっと良くなります。

 

そして、勉強をしたことのなり人が

少しでも勉強すれば、国民全体の知性は向上し

この国はもっと活気づくだろうと思うのです。

 

 

つづく