別れても好きなI(アイ)
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辞令が出た朝に

今日辞令が出た。
約7年間、僕の社会人人生の半分を過ごし、慣れ親しんだ職場を離れる。
アイと出会った場所でもあった。

朝、上司のところに挨拶に行った。
「頑張れよ。」
上司の目に涙が光った。
びっくりした。
周りにはなかなか理解してもらえない人だったけど、僕を信じ、心を開いてくれた。

請われての異動。
惜しまれての異動。
僕は幸せなサラリーマンだと思った。

新しい職場には多くの新しい部下が待っているらしい。
僕も部下を信じ、任せ、困難はそっと取り除いてあげられるようになろう。
そのためにもっと強くならなきゃ…。
よし、がんばろう!

七夜待

映画「七夜待」を観た。
土曜日の午後、新宿の映画館。上映開始時間直前の到着になってしまったので、あまりいい席が取れないようなら次の回まで待とうかと思っていた。
窓口の女性に「混んでます晚」と聞いたら、「空いてます。」
即答だった…。


実は長谷川京子が好きだ。
彼女を見ているとアイを思い出す。

ドラマでの彼女、お世辞にも演技が上手いとは言えない。
自分とは違うキャラクターを「無理やり演じて」いるのがいやでもわかってしまう。

この映画、監督はカンヌでグランプリをとった河瀬直美。
撮影は台本なし、その日撮る予定の大まかな筋書きを書いたメモだけを出演者達に渡して、後はオールアドリブで撮り進められたらしい。

それだけにきっと素の長谷川京子を感じることができるはず。そして彼女は感性もきっとアイに似ているはず。

予想通りだった。
目を真っ赤に腫らした泣き顔、村の人々と踊っているときの心の奥から湧き出してきたような笑顔。
途中何度もアイが頭に浮かびながらも、最後まで集中して観ることが出来た。

いわゆる「娯楽映画」ではないけれども、タイの人々の優しさやタイの風景などが美しい映像で描写され、それだけでも十分に楽しめる映画だった。
空と海の間、雨降りの外と家の中の間、自然と自然の間に、とても癒しを感じる。
そんなことを改めて感じさせられた映画だった。

週明け、アイにメールで伝えよう。