人は誰でも苦手な人がいるものだ。その人と付き合っていくか行かないかを判断しながら生きている。しかし、日本は、「迷惑な相手とも仲良くする」という能天気な外交をしてるのだ。
 人間関係で考えれば、“絶交”すべき国はいくつも有る。“絶交”までは行かなくとも「朝晩のあいさつ程度の付き合い」にとどめておくべき国は有る。中国や韓国のことだ。その国と距離を置く代わりに、台湾としっかりとした国交を結び、台湾独立を支持すべきだ。
 ただ、それくらいのことができる政治家はもう日本にはいない。それができた中川昭一氏は亡くなられ、麻生太郎氏、安倍晋三氏も左翼マスコミよってつぶされた。麻生氏をマスコミがつぶしたのは、麻生氏が広告税を取ると言ったからだ。これは、マスコミ側に税が課せられる。そのため、マスコミが猛反発し、麻生批判を繰り返したのだ。日本の電波使用料は世界的に見てもバランスが悪い。取れるところから取ろうとした麻生氏は、「私」しか考えない左翼マスコミによって消されたのだ。マスコミは、ドキュメンタリーなどでは消費者、国民の味方のような態度をしておきながら、自分たちが損することは強行に避けようとする。損をしないためなら、政治家だってつぶすのだ。マスコミの私利私欲の姿はストライキなどを見ても分かるだろう。下請け切りなどが多くなっている時に、自分たちの給料だけはあげろ、と言う。マスコミは、私利私欲の集まりなのか。

 国民は、マスコミというフィルターを通してしか政治を見ない。見れないと思っている。しかし、それは違う。現に、私はマスコミのフィルターを通さずに情報を得ている。NHK解説員を通して中国情報を仕入れたり、共同通信にいる人から情報を得たり、東京都議会議員から政治情報を得たり・・・自分で作った人脈から情報を得ている。こんな、つい最近まで参政権がなかった平成生まれの若者が、このような人脈を持っているのだ。
 だから、「大の大人がマスコミだけを頼っていてどうするのだ!」・・・と言いたいが、大人たちにそんな時間がないのは分かっている。大多数の人が「私」を守ることだけに必死だからしょうがない。それならば、少なくとも「疑う心」は持ってほしいものだ。
 一昔前、「受験に出るのは朝日新聞」という宣伝が日本に流れた。確かに、朝日新聞は新聞の代表のような“ブランド”である。ただ、だからと言って「正しい」ということとは別だ。朝日新聞は、興味のないところはさらっと書くが、気に食わないことは左翼イデオロギーをあらわにして書き殴る。皆さんは、朝日新聞が中国共産党の公式見解や共産党の広報機関の新華社通信の報道をそっくりそのまま載せていることにお気付きだろうか。朝日新聞は、そういう新聞社である。日本よりも中国、韓国が大事なのだ。日本で起こった些細なことを大きな記事にして“中国様”に見てもらう。どういうことかと言うと・・・「中国様!!日本で保守の奴らがこんな本出してますよ!怒って、日本に圧力をかけてくださいませ!!」と言っているのだ。朝日が火を付けたことはたくさんある。南京大虐殺なんてまさに、「朝日の大仕事」であった。
 田母神前航空幕僚長は、「日本は侵略国家であったのか」という論文が政府見解と違うということだけを理由に更迭された。皆さんは、左翼マスコミのフィルターを通してしか、この事件を知らないと思う。そのため、田母神氏がとてつもない危険な人間だと思ったかもしれない。もし、思っていたとすれば、あなたはマスコミに洗脳されている。そして、「自分の意見」という「個」を喪失している。マスコミに操られ、「大衆という名のマスコミの私物」になり下がっているのだ。
 田母神氏を「危ない自衛官だ」と言った朝日新聞を読んで、そして、ニュースを見て、うなずいた人間は、「マスコミのポチ」だ。キャンキャンと吠えても、それはマスコミが作った世論を言っているにすぎない。すっかりマスコミに飼いならされている。


マスコミという組織に流されない強い「個」を形成せよ!
マスコミが世論を作り、大衆がそれにうなずく。そんなおかしな国でいいのか!
あなたたちに「自分の意見」というものはないのか!
「自分の意見」という「個」を作り、「公」のために使うべきだ!